2025年01月01日

謹賀新年2025

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新年おめでとうございます

新しい年の始まりに、
皆様のご多幸を
心からお祈り申し上げます。

そして今年もまた、
沢山の素敵なご縁に巡り会えますように。

本年も園児達共々
どうぞよろしくお願い申し上げます。



元気の跡目を継いで、五代目ボスに就任したもみじがご挨拶申し上げます。

側では虎視眈々とその座を狙っている大吾の姿が見えますが(笑)
大吾がボスになるのは猫の幼稚園ではなく、新しいご縁の元であって欲しいものです。


昨年10月に活動20周年を迎えた猫の幼稚園、
ここまで続けてくることができたのは、支えてくださる皆様のお力あってのこと。
心から感謝申し上げます。


本年も縁あって園児になった保護猫さんが、
幸せな家猫さんになれるよう、一所懸命お世話して参ります。
どうぞ応援よろしくお願い申し上げます。


■猫の幼稚園の授業参観&お見合い会は、
1月3日・4日・5日
午後1時〜5時で対応致します。







posted by いよだとばん&むう at 16:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月31日

年の瀬を迎えて

令和6年が終わりますね。
なんだか今年は一年がとても長く感じています。

前半は、例年通りとある行政からの引き出しと名古屋の有志からの入園に加えて、能登から保護猫さんを迎えて活発だったのですが…

9月のまくろちゃんの急死を皮切りに、10月数年ぶりのFIP発症、それも同時に複数。
11月には地震の翌日、能登猫うーちゃんの急死。
そして12月12日には免疫系の病気で長患いしていた四代目ボス猫元気が永眠。

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ボス猫を看取るのは、初代ボス番頭以来のことで、二代目三代目ボス猫達は今幸せ家猫さんとして幸せに暮らしています。
初代は私伊與田の愛猫だから、園児のボス猫を看取ったのはこれが初めてですね。

仲間が王冠と感謝状を贈ってくれました。

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ご支援者様や仲間から沢山のお花や弔電をいただき、胸を張って向こうの世界に向かっていったと思います。
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名古屋の保護主たかさんと、猫の幼稚園に橋渡ししてくれた石狩挽歌さん達に感謝申し上げます。
みんなに愛されて、とても立派な四代目ボスでした。

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今現在猫の幼稚園の園児は、やる気のない居残り組大人猫達6匹と、FIP闘病中の猫達5匹に、白三毛ろこちゃん。

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姉妹のこいちゃんは先日からトライアルにでていて、本日うちの子宣言いただきました。
ろこちゃんも昨日のお見合いでトライアルが決まり、年明け3日夜卒園します。


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昨夜はベイリーが卒園。
右大動脈弓遺残症の食道狭窄と巨大食道症を、大変な手術の末克服した強運猫。
初めての猫一人っ子生活だけど、素敵な飼い主さんご夫妻の元、新しい暮らしに馴染み始めています。

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きじ猫ざっきーも本日うちの子宣言いただきました!
先住猫さんは猫の幼稚園卒園生の錆猫ことはちゃんで、すっかり仲良くなっただけでなく、
ざっきーはうちにいる時、人に対してあんなに距離があったのに、今では飼い主さんやお友達の膝に乗って甘えてるんですって〜〜


新しい年を前に、嬉しいことがこうして続いてくれて、なんだか長いトンネルを抜ける希望が見えてきた気がします。

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後はFIP闘病組が無事寛解することを目標に、お世話続けて参ります。
FIP闘病に関してはまた後日、纏めて記事にしますのでお待ちくださいね。

今年も沢山の方に支えていただきました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

皆様、どうぞ佳いお年をお迎えくださいね。










2024年11月28日

能登猫うーちゃんの訃報

今年春に能登からやってきた白きじ猫のうーちゃん。

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奥能登の珠洲市で生まれ育ち、1月1日の大地震と津波を経験し、奇跡的に生き延びた子。
1月末に能登で活動していたボランティアさんに保護して貰い、2ヶ月石川県の動物病院で過ごして、縁あって猫の幼稚園にやってきました。

入園当初は痩せて被毛がボサボサしていたけれど、ケージフリーの家猫生活と変わらない猫の幼稚園での暮らしが合った様で、すぐ体も大きくなり被毛も柔らかくなって脱毛も治りました。

ずっと外で暮らしていたとは思えない程の人懐こさで、すっかり猫の幼稚園のアイドルに。
週末の授業参観では、訪れたお客様を玄関ホールドア前までお出迎えして、足にすりすりしながら挨拶するのが大人気でした。

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そんなうーちゃんが挙動不審になったのは、ついこの間の地震の夜11月26日。
その時、新大阪では震度3、マンション10階のせいかやけに長い横揺れが続きました。
揺れている間園児達はみんな落ち着かない様子でしたが、揺れが治るとすぐに平静を取り戻していたのに、しばらく挙動不審でうろうろしていたのはうーちゃんだけ。
小1時間もするとお気に入りの寝床に落ち着いて寝てしまったので、私も安心して就寝。

翌日27日、近頃大のお気に入りになっていた猫こたつの中で、うーちゃんは永眠していました。
苦しんだ様子もなく、まるでぐっすり眠っているかのような状態でした。

能登猫達の保護主Kさんにすぐ連絡し二人で泣き乍ら話をした中で、大きな余震の後にそれまで元気で何の予兆もなかった猫が急死したケースがあるというお話しを伺いました。
あの地震と津波を経験した猫達が、人と同じくかなりのトラウマを抱えていることなのでしょう。

あの夜、うーちゃんを抱いて寝てやれば良かったと、後悔しきりです。


こっそりと、4代目ボス元気の後釜はうーちゃんなんじゃないかとの期待半分、この子の性格なら猫エイズキャリアでシニア世代入り口でもご縁に出会えるんじゃないかなとの期待半分。

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半年ちょっとの猫の幼稚園での暮らしを、とても満喫していてくれた事を光栄に思います。

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リボン系のひらひらおもちゃが大好きで、いつの間にか側に寄り添ってくれる可愛い子、ちょっとボス気質で大吾といい喧嘩相手だったっけ。
子猫に威嚇されてたじたじになってたし、お布団が大好きで添い寝もしてくれて、よくお布団の上で元気とシンクログルーミングしてたな。

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猫の幼稚園の仲間やお客様達を魅了していたうーちゃんを忘れずにいたいと思います。

うーちゃんとのご縁をを仲介してくださったNさんと、うーちゃんを託してくださった能登の皆様に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
私と一緒にうーちゃんを慈しんでくれた仲間や皆様に、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

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うーちゃんとは土曜日にお別れする予定です。
午後4時に猫の幼稚園を出発する予定ですので、もしご都合つくならぜひ、最後に一目会いにきてやってくださいね。

願わくば、うーちゃんの御霊が安らかでありますように、
合掌






2024年11月16日

▪️もしも…に備える▪️ みんなに知って欲しい情報

▪️大阪市「ペットもしもの安心カード」を作成しました▪️
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000616264.html


猫の幼稚園では恒例の卒園生里帰り。
年末年始やお盆期間を中心に毎年数匹が里帰りしています。
実は先週土曜から↓の空君ももちゃん二匹も里帰り中。

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お預かりした理由は、お独り暮らしの飼い主さんが、仕事中に倒れて緊急手術、そのまま緊急入院になった為です。

金曜夜にとある病院のICUから電話があって、ペットシッター紹介して欲しいと…
?と思ってよくよく話を伺ったら上記の理由で、そんなんうちでお預かりするに決まってる!
すぐに段取り取り決めて、病院の面会時間利用してお家の鍵をお預かりし、そのままお家まで。
念の為マンションコンシェルジュ職員さんに簡単に事情を説明して、無事二匹を預かり、また病院へ寄って鍵を返却。
猫の幼稚園に戻り二匹をケージに落ち着かせました。

譲渡時の誓約書取り交わしの際に、猫の幼稚園は卒園生達の実家だから、なにか困ったことがあったら頼って欲しいといつもお伝えしていたけれど、今回はそれを思い出してすぐ連絡くださった事で、二匹を間髪入れずに保護することができました。

でもね、これってすごくラッキーだったと思うのです。

もしも、緊急手術の後すぐに電話できる状態になっていなかったら…

数日間、もしかしたらもっと長い期間、猫達は誰もいないお家で取り残されていたかもしれません。

だから、特にお独り暮らしの方には、職場の仲間やご親族・ご友人に、猫と暮らしていることを公にしておいてねとお伝えしています。
誰かが猫のことに気づいて動いてくれるはずだからね。
ついでに猫の幼稚園にも連絡入るように伝えておいてねともお願いしていて、数年前にも飼い主さんの婚約者さんから連絡きたことがありましたね。

そんな事態にならないよう、健康管理に注意してるわ!と仰るみなさん。
今回の飼い主さんの体調不良は、日頃の不摂生とかではなくて、冠動脈解離という症状で発症原因が不明で女性が発症しやすく、原因が分からないため発症予防薬がないそうです。

つまり、私含め誰にでも起こりうるってことですよね。
他にも事故に遭うことだって考えられるし、やっぱり備えておくのは大切。

この春、大阪市行政さんから有意義なカードが発表されています。
今日の記事の最初に紹介したリンク先に詳細載っていますが、パンフレットを載せておきますね。

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自分でプリントアウトするのもいいし、大阪市内の区役所や住之江区のワンニャンセンターさんにも置いてあって、ご自由に活用してくださいとのことです。

↓こちらは別のリンク先にある、
「あなたにもしもの事が起きたらペットは大丈夫?」
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000495479.html
からご紹介

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ほんとはね〜、猫の幼稚園の20周年記念にオリジナル作る構想あったんだけど、複数のFIP発症とかボス猫元気のヘマト10%緊急輸血とかのどさくさで、いろんなことが遥か彼方へ飛んでいってしまったので、ここは素直に大阪市さんのをご紹介させていただきますね〜


猫の幼稚園の願いは、猫さんと飼い主さんご家族が共に幸せであること。
もしもに備えつつ、楽しい毎日をお過ごしくださいね!
猫の幼稚園の活動がその一助になれば幸いです。

あ、空君ももちゃんの飼い主Tさんは、一週間後の今日、無事退院されました!
おめでとうございます。
数日はリハビリ兼ねてお家で療養して、落ち着いたらお迎えに来てくださることになっていますので、皆様ご安心くださいね〜











2024年10月17日

多分これはピンチなんだと思う

20周年を迎えたばかりの猫の幼稚園。
実はかつてない程のピンチです。

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子猫室というより中猫室になりつつあるけどwみんな元気!

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でも別室では、ただいまFIP闘病中の園児がなんと4匹。
幸いどの子も初期に気づけたので、新薬使って治療を始めています。


四年ぶりのFIP闘病。
この四年間でFIPをめぐる事情が大激変していて、まずは知識の更新が必要だったけど、幸い能登猫達の保護主さんが詳しくて、助けて貰いました。


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黒猫ゆうひはトライアル中の体調変化からFIP発症で、こちらに戻していただき闘病中。
無事寛解したらお家に迎えたいって言ってくださってるのがありがたいです。


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みーしゃは症状らしいものは出てなかったけど、念の為に行った血液検査で貧血とガンマグロブリン値に問題あり。
外部検査でAGP値からやはりFIP発症。
現在貧血は改善してて、4匹の中で一番軽い症状なのかな。



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食欲不振から夜に発熱で、翌日受診の段取りしてたら朝には腹水貯留してた京也。
新薬治療開始で本日4日目。
食欲戻ってきて、腹水も減りました。


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そしてあべちゃん。
入園当初から全く食に興味なくて、無理やり食べさせてた子。
やっと食べるようになっても、なかなか体重増えず。
人懐こくて元気だし、人気者でご縁も決まってたけど、あんまりにも発育が悪くてご縁を白紙にしていただきました。
やっとワクチンできたのが9月初め。
その後は予想通りまた体重停滞。
そして9月下旬にどうも歩き方が気になって血液検査でFIPドライタイプと判り、闘病開始。
ただ、あべちゃんはなんとなくFIPだけじゃないのかもしれないなあと感じてます。
本日の体重900gと、お薬飲み出してから徐々に増えてはきているのが救いです。


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加えて年明けから続く四代目ボス元気の、免疫介在性多発性関節炎の治療。
免疫暴走が関節炎以外に出ると厄介だなと思ってたけど、10月初めに調子悪いなと思っていたら、なんと血液濃度10%。
良く生きてたなってレベルで、次の日の朝イチに病院預けてすぐ輸血。
幸い供血できる園児がいるから、今回はより濃度が濃かったゆずに供血して貰いました。
本当にギリギリセーフって感じだったなあ、間に合って良かった!
お陰様で無事復活し、今は毎日の投薬で体調維持中です。

とまあ、こんな感じで長丁場の闘病園児達が5匹もいる猫の幼稚園。
なかなかにハードな毎日です。

正直に言って資金面でもかなりハードです。


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夏に右大動脈弓遺残症からの食道狭窄・巨大食道症を外科手術したベイリーの費用は約100万でしたが、猫の幼稚園と保護主さんとで半分づつ負担し、無事賄えました。
術後のベイリーはもう全く普通の猫の食生活を送っていて、元気で可愛く成長しているのが救いです。


元気の闘病治療はこれまでに約30万、
FIP闘病は1匹20万〜60万掛かることが予想されていて、それが4匹分。
同じ年にこれだけの闘病治療費用が掛かってくると、弱小組織としては資金面に不安があります。


2023年2月から認定NPO法人になった訳ですが、これをずっと維持するには、
3000円以上のご寄付をしてくださる支援者様が100人以上必要です。
10月17日現在、今年度はまだ48名様で、三月の年度末迄に52名様以上のご支援者様が不足している状況です。

物価高が続きみんなが苦しむ中でのお願いは、とても心苦しいのですが…
どうかお力をお貸しください。

認定NPO法人ですので、ご寄付頂いた皆様には、節税という形でお返しができます。
皆様、どうかご無理のない範囲で、ご支援をよろしくお願い申し上げます。








2024年10月16日

■20年目のありがとう■

■20年目のありがとう■



新大阪にある特定非営利活動法人猫の幼稚園は、
2004年10月16日に二匹の保護猫さんを預かったことで発足しました。

2024年10月16日現在、
入園生1541匹 卒園生1411匹 看取った永久園児106匹 
在園生は24匹(療養里帰り中1匹含む)
 
在園生のうち、17匹がご縁募集中、ご縁決定で卒園待ち2匹。
他にFIP闘病中の園児が4匹、
免疫介在性多発性関節炎闘病中1匹、

これまでのご支援に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
どうぞこれからも、園児達を温かく見守っていてやってくださいね。

特定非営利活動法人猫の幼稚園 理事長伊與田道代



※今闘病中の園児が多くて余裕がまったくないいよだに変わって、
仲間のこけちゃんが動画を作成してくれました。
ありがとう、こけちゃん!






2024年09月04日

パルボ対応2024 パルボじゃなかった!

先日からのパルボ疑いによる対外的な活動凍結解除について


皆様、毎度毎度ご心配おかけして申し訳ありません。

今回パルボを疑ったのは以下の経緯です。

18日未明に保護〜入園

8/29 木曜夜から食欲不振、
8/30 金曜に嘔吐、
8/31 土曜朝受診して半日入院、夜退院後に下血数回
9/1 日曜早朝に急死

この大人猫さんは、保護主さん=飼い主さんがまくろちゃんと名付けてくれていました。

まくろちゃんが亡くなる前受診した時に採血した血液と、亡くなった後に採血した血液とで、外部検査機関にて遺伝子検査を実施して貰い、本日どちらの血液検体からもパルボウイルス陰性であることが判りました。

パルボウイルスの疑いは晴れたことになります。

ではあの急激な容態変化と急死の要因はなんなんだろう?と、非常に困惑しているのですが…

主治医と外部検査機関のご協力で、引き続き検査を続行して貰っています。
なにか要因が判れば、保護主=飼い主さんの気持ちが少しは晴れるのではないかと期待しています。

改めて、永眠した大人猫まくろちゃんの御霊が安らかでありますように、
合掌。



■さて、猫の幼稚園では二回目ワクチンの時期だった子と、一回目ワクチンの子を速やかに接種し終えて、一回目ワクチン組の抗体価が上がるのを待っているところです。

陰性結果を受けてすぐにでも凍結解除するのもありなんですが、念の為この週末までお休みし、週末に仲間と共に施設内を集中的に消毒清掃して、能登猫四兄妹のデビューとご縁募集を開始しようと思います。

対外的な活動再開は9月14・15・16日の三連休からとします。


それまでは、YouTubeチャンネルのライブ配信で、元気な園児達の様子をご覧くださいね!






2024年09月01日

パルボ対応2024

約2年ぶりのパルボ対応です。

従来通り
最低二週間の間、対外的な活動を全て自粛、休止といたします。


経緯は以下の通り。

依頼を受けてお預かりした、とある地域でご飯を貰っていた大人猫。
依頼主さんが現住居から引っ越しをして、新居に迎えていただくことになっていました。
猫の幼稚園では三週間過ごすだけだったのに、二週間目の本日早朝、急激な体調変化により永眠いたしました。

入園時に全頭実施のパルボ遺伝子検査で陰性を確認していましたが、亡くなるまでの急激な変化や症状から、どうしてもパルボ疑いが拭えず、また生ワクチンを接種した為に再度の遺伝子検査で確定診断することもできず、限りなく濃いグレー状態です。

主治医とも相談し、猫の幼稚園には今ワクチン未接種子猫や赤ちゃん猫もいて、その子達の体調管理の為、また何よりも二次被害を防ぐ為にもいつものように対外的な活動を自粛・休止といたします。

実は明日、ベイリーの右大動脈弓遺残による巨大食道症の造影検査を半日かけて予定していましたが、万が一の二次被害を考えて、検査を延期して貰いました。

他にも関係者やお見合い会授業参観参加予定の皆様には、緊急連絡を廻しております。
ご迷惑お掛け致しますが、ご理解ご協力、よろしくお願いいたします。

赤ちゃん猫でとを除く子猫達は、今夜一回目のワクチン又は二回目のワクチンを接種します。
幸い皆、平常通り元気に過ごしているのでご安心ください。
折を見てライブ配信は続けますので、おチビ達の様子をご覧くださいね。






2024年04月29日

総会と授業参観 予約不要のお知らせ

今日は昼前から年に一度の定期総会を開催。

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4代目ボス元気が、準備のお手伝いしてくれてますw

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連休中にも関わらず、参加してくれたみんな、ありがとうございました!

R5年の事業報告と決算報告、R6年の事業計画と予算などの議題を滞りなく承認し、次はコロナ禍でずっと完全予約制だった授業参観の予約不要についての議論。

結果、次の連休から 
授業参観は
・予約不要
・土曜日曜祝祭日と
 夏季お盆期間及び年末年始の開催
・13:00〜18:00
※最終受付は17:00


となります。

予約が必要なくなったので、新大阪近辺でちょっと時間空いたな〜?って時に、
気軽に園児達に会いに来ていただけます!
13:00〜15:00の間はお見合い優先時間となりますので、ご注意くださいね。
お見合いが入る場合は事前にインスタグラムでお知らせしますが、この時間に参加ご希望の場合はできるだけメールでお申し込みいただければありがたいです。

2020年春からずっと我慢してきた授業参観ですが、そろそろ以前の賑わいを取り戻したいと思います。
でも、コロナ禍終わった訳ではないので、マスク着用や消毒に関しては、今迄通りご留意くださいね。

次の授業参観対応日は、5月3日4日5日となります。
まだ子猫達は触れ合いデビュー前なので、ケージの外から見るだけとなりますので、その点はご了承ください。


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今日みんなに大人気だった、石川県珠洲市で保護されたうーちゃん。
毎日しっかり食べて、日々体重増えています。
ぜひ会いに来てね〜〜!






2024年04月07日

だめ、絶対。その3〜知って欲しい保護主達の想い

その2からの続きです。

長年懇意にしている保護主さんの気持ちを言葉に表して貰いました。

大阪と名古屋、離れて活動しているけれど、お互い信頼しあっている大切な仲間です。
こんな想いをさせていることを、心から申し訳なく思います。



『保護猫は奇跡の猫
わたしはそう思います。

身体状態の悪い母猫から産まれ
危険な環境で育ち
運良く離乳期まで育っても
満足な量を口にする事は叶わず
保護してくれる人間に遭遇することは稀です。
高い高いハードルを超えた猫だけが
里親募集のフィールドに上がる事が出来ます。

子猫のロングを保護した場所は
川沿いの一軒家の玄関先
玄関の前は道路でした。
数匹の母猫がほぼ同時期に出産したらしく
10匹以上の子猫が食べ物を求めてウロウロしていました。
程度の差はあれど
全員風邪をひき
顔は鼻水と目やにでグチャグチャ ガリガリに痩せていました。
すぐに友人にキャリーを持ってきてもらい
掴める子は全員放り込みました。
掴めなかった子猫には
後から来るから道路には出ないで…と祈る気持ちで現場を後にしました。

獣医受診では
ノミ 回虫 コクシジウム 寄生虫のオンパレード
しかもシラミまでついていました。
駆除の為
長毛のロングは丸刈りにしました。

毎日毎日集中ケアして
やっと何とか健康的な子猫にすることができました。
次に保護した子猫のケアの為
猫の幼稚園さんに
里親募集をお願いいたしました。

私がいかに大変だったかを披露するつもりではなく
保護猫にいかにたくさんの手間と愛情と時間が込められているかを知って欲しいです。

そして
保護した猫が安全に飢える事なく愛されて
生を全うしてくれる事が1番の望みです。

脱走させてしまう可能性はどこにでもあります。
0にすることは難しいのかもしれません。


どうか
外に出る際には
キャリーに入れ
しっかりと入り口を閉め
移動は速やかに安全に
を里親さんには徹底していただきたいと思います。

たくさんの想いが込められている猫であること
汲んでいただけたら嬉しいです。


本当に必要ですか
その外出
本当に大丈夫ですか
その移動手段

行動の前にご確認ください。』



趣味娯楽や癒しを求めて、飼い猫を不必要に外に連れ出す行為は危険です。
必要に迫られてのことなら、二重三重に安全策を取りましょう。
避難訓練なら尚のこと。
災害時は人も動物もパニックで、外の環境は激変しています。

どうかこの想いが、多くの猫飼いさんに届きますように!
posted by いよだとばん&むう at 18:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする