「姫ちゃんとたいがくんの思い出日記」をご覧頂いてる方々はもうご存知の様に、先日お嫁にいった黒猫姫ちゃん、慣れないお家で体調崩したのかと思っていたら、もっと根本からの不調だった様で。。。2月10日午後7時頃、永眠致しました。
猫さんとの同居を始めて直ぐの看病は大変だろうし、一緒にお引っ越ししたたいが君の事もあるので、差し出がましいかなとは思ったんですが、一度こちらに戻してはどうかとお話ししました。パパさんママさんはとても悩まれたんですが、やはりたいが君に移っては大変、との事で、仕事で動けないいよだに変わって昨日9日朝おおたさんがお迎えに走り、そのまま三溝先生の元へ。
昨日の夕方と夜に病院に行くと、点滴等で少し持ち直した様に感じました。でも呼吸は荒く、時々しゃっくりの様な動きをします。一晩中、先生が何度も様子を見て下さるとのことなので、その侭病院で過ごして貰いました。
今日もお昼過ぎに寄ってみて、やはり昨日よりしんどそうやな、と心配になってました。
仕事の後、その足で病院に寄ると、先生が「もう時間の問題かもしれない」と。
額を撫でると少し目を細め、手の平に顔を埋める様にしてくれるので、「抱っこしてあげても良いですか?」って聞いたら、「ぜひ」。
抱っこした姫ちゃんはもうぐったりしてますが、それでも抱っこは嬉しい様で、降ろそうとするとちょっと嫌がりました。私の方に手を掛けたりして。。。他の患畜さんが来たので診察台を開けようと姫ちゃんをケージに戻しかけた時に痙攣を起こし、瞳に宿っていた力が無くなりました。まだ心臓は動いていたけど、ほんとにもう時間の問題、そのまま抱っこして、奥の部屋に入り、おおたさんと一緒に静かに見送りました。
原因は全くわからず、お手上げです。先の先生がウイルス性の胃腸炎と仰ったのも、原因が判らない為だと思います。どんなウイルスなのか判っていませんものね。
姫ちゃんが保護されたのは1月後半、病院のケージで暮らしていましたが、この間のお見合い会に参加する為猫の幼稚園に来て、その侭入園し、うちで6日間過しました。
外の仔とは思えない甘えたさんで、抱っこが好き、その侭ベッドに入るととても嬉しそうにゴロゴロ言いながら前脚でもみもみ、その後は私の胸の上でコロンコロンしてくれてました。可愛かったです、とっても。
短かったけれど一緒に過せて良かったと思います。
姫ちゃんは最後は野良さんではなく、姫ちゃんと言う家猫さんとして旅立てました。とても有り難い事だと思います。あのまま、お外にいたら、誰にも看取られずに一人で亡くなって、遺体はカラスに突かれていた事でしょう。
里親さんには短期間で哀しい想いをさせて申し訳なかったけれど、姫ちゃんをお家の仔にして頂けて本当に本当に感謝しています。
姫ちゃんには一足先に虹の橋で待ってて貰いたいと思います。そのうち皆が行くからね。
そして、やはりお外は辛いのだから、こうして家猫として天寿を全う出来る猫さんを少しでも増やしたいと思ういよだとばん&むうです。