気付いたのは7日夕方、早速新しいポスターを作って、雨の中情報の団地迄出向いてみました。
結果は。。。どうも違う猫さんの目撃情報の様でした。。。残念。。。

でも、そこで新たな出会いがあったんです


体重4.7kg、引き締まった身体の推定3~4歳の黒猫君。昨日からあべる君と呼ぶ事にしました。
「あ、黒猫がいる」って思って目が合ったら、ダッシュで寄って来て、その侭足元でごろごろすりすり、次の瞬間ジャンピング抱っこで襲われました~(^^;お外でジャンピング抱っこせがまれたのは始めてです(笑)

見て下さい、この嬉しそうな顔

お腹撫でられるのも大好きで、診察台から転げ落ちそうな勢いで大喜びしてくれてます
はっきりくっきり首輪の跡があるし、去勢済みで今迄お家で大事にされていたのでしょうが、引っ越しで置いていかれてしまった様です。住民の方の話では2~3週間前から見かける様になって、とにかく人懐こくて。。。なんとも不憫でご飯あげてたそうです。
猫好きのおばちゃん達数人で寄り集まってそんな話をしている間も、EVホールを通る人に駆け寄り後ろ足で立ってお膝に前脚をかけ「抱っこして~!」
それとも「僕の家族知りませんか~??」って探してるんでしょうか。。。
あまりに人懐こいその様子に、今迄見守っていた方達と相談して急遽保護する事にしました。今迄見守っていた方々からは、連れて帰る為のキャリーと血液検査の費用をカンパして頂きました。皆さん、とっても可愛いこの子がなんとか新しいお家を見つけられる様にと祈ってらっしゃいます。
連れて帰ってきて、取りあえずお風呂に入れました。爪も立てずとってもいい子(^-^)
丁度遊びに来ていた虎之介さんやちゃこちゃんにも大人気の甘えたブリ!声も可愛いんですよ~


検査結果はFIV陽性とでてしまいました。団地で会った時なんとなく、奥歯が歯肉炎でちょっと赤くなってるのを見て、そんな予感はあったんです。でもだからこそ保護したくなったのかもしれません。家猫経験のある子が外で暮らすのは、いくら餌が貰えても過酷な状況である事は間違いない事実ですものね。。。
FIVキャリは確かにハンディですし、成猫さんですし、里親募集は容易ではないでしょう。でも、まあ、あれだけ人懐こければ、きっとお見合い会で良い出会いがあるんじゃないかな~って、結構楽観視してます(^^;
取りあえず、白ケージを二段に分けて、上にはハッチー&ミッチーを下にはあべる君を入れて様子を見てます。

病院には同じくFIVキャリアの太郎君が保護されています。
この子もほんまに人が大好きで、抱っこやナデナデをせがむ可愛い子です。猫さんは苦手らしいので一匹飼いが希望ですが、このあべる君はどうでしょう
初日ばんちゃんに盛大に唸られて、ちょっと唸り返してましたが、今日はお部屋の探検で他の猫さんに出会ってもちゃんと挨拶しています。どうやら猫嫌いって事はなさそうですね。
これなら折りをみて放牧にゃんこと一緒にしてあげられるかな。
それとも、FeLVより感染しにくいと云われているFIVですが、念の為ケージ暮しでの里親募集が良いのでしょうか
まだ悩む所ですが、5日に入園したハッチー&ミッチーに続いて、猫の幼稚園通算94匹目の入園生黒猫あべる君をどうぞ宜しくお願い致します