2006年05月31日

和代さん、ありがとうございました

猫の幼稚園の卒園生福来。ちゃん。
FeLVキャリアの猫さんですが、縁合って和代さんに迎えて頂き、京都でお姫様生活を送らせて貰っておりました。

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先日発症してしまったFeLV。
リンパ腫と戦う姿を見守っておりましたが、5月30日に和代さんの胸に抱かれて息を引き取りました。
夕方福来。ちゃんの容態が急変したと和代さんが連絡下さいました。すぐ駆けつけましたが、最期に一目は叶いませんでした。きっと福来。ちゃんは和代さんと二人きりの方が良かったんですよね。最期にやっと素直に甘えられたんでしょう。
謹んで福来。ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

入園して4ヶ月、卒園して3ヶ月。生後9ヶ月の命の輝きでした。
FeLVキャリアと判ってからは、仲良し姉妹だったのにあかりちゃんだけケージ暮しが始まり、他の猫さんとは離れた生活。
そんな生活が不憫やと、迎えて頂いた和代さんのお家では、ケージはいつも扉を開けたままハウスの様にして使い、どこでも自由を満喫出来る生活をさせて貰いました。

筆まめな和代さんのブログのお陰で、福来。ちゃんファンは全国に広まり、FeLV発症後はとても頼もしい応援団が自然に結成されていました。

福来。ちゃんの生きてる時間は短かったけれど、なんて幸せなにゃんこさんでしょう!

いよだは可愛いあかりちゃんを福来。ちゃんとして、和代さんに託せた事を今改めて光栄に思います。本当にとても感謝しています。あんなに深く愛して頂いて、どれだけあの仔が幸せだったか、ずうっと忘れずにいたいです。

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園児時代のあかりちゃん。短い自由時間に、ばんちゃんとご挨拶しているところです。


𕾘少しだけ、悩んでいます。
今後、保護した仔がFeLVだった場合、無事里親さんに迎えて貰えたとしても、こんなに早くお別れが来てしまう事が判っているのに、里親探しをする事は間違っているのでしょうか?
福来。ちゃんは確かに幸せに暮らせたけれど、和代さんにはとても辛い思いを経験して貰う事になって、何ともやるせない想いもあるのです。

でも、先日のつばめちゃんといよだの事を思い返してみると、やっぱりつばめちゃんがうちに来てくれて良かった!と心から思えるんです。
「お別れするのは辛いけど、一緒に過ごした時間は宝物。うちに来てくれてありがとうね。」
つばめちゃんを見送った時、いよだは確かにこう感じました。
和代さんも今夜そう言って下さいました。
これからもそんな風に思って下さる里親様との出会いがある事を、切に願わずにはいられません。

福来。ちゃん、少しの間、バイバイね。
一日も早く生まれ変わって和代さんとこに還っておいで。皆で待ってるからね。
皆さん、福来。ちゃんと和代さんを応援して下さって、有り難うございます。どうかこれからも、福来。ちゃんの事、忘れないでやって下さいね。
posted by いよだとばん&むう at 04:30| Comment(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする