先日ちょこっとお知らせした、いよだの秘蔵ッコ、モフモフキジトラのもふ君ですが、11月14日に手術する事になりました。

火曜日におおたさんと一緒にベル動物病院にて診察して貰いました。
今迄の経緯と症状、前のレントゲンも持参して、考えられる幾つかの病気についての説明。
そして新しくレントゲンを撮ってみると。。。


結局診断は横隔膜ヘルニア。
胸部と腹部を隔てている横隔膜に穴が開き、そこから本来腹腔内にあるべき臓器が胸腔内に入ってしまう病気です。
心臓と肺しかない胸腔に比べて、腹腔には、胃腸や肝臓を始め多くの臓器が集中するので腹圧がとても高く、横隔膜が裂けると、腹腔内の臓器が胸腔に入りやすいんだそう。
肺が圧迫されると呼吸不全、心臓が圧迫されると心不全、不整脈、血圧の不正等の心臓の症状となります。
また、心臓と肺の異常により全身症状が現れる事も有りますし、入りこんだ臓器が壊死してしまう事もあるんだそうです。
それに、腸管や肝臓が入り込む事によって引き起こされる、食欲不振、消化不全による下痢と便秘、嘔吐、黄疸、発育不全、虚弱等も見られるらしい。。

。
原因は大きく二つ、先天性のものと後天性のもの。
後天性のものは交通事故とか高い所から落ちたとか、そんな強い衝撃が原因。
もふ君、公園で保護されたそうなので、その時になにか事故にあったとか、蹴られる等の虐待にあったのかもしれません。
先天的なものなら、発育障害等の場合で、手術しても胎児循環遺残症により予後不良の場合が多いらしい。
つまり長い事臓器が胸腔内にある為に、肺や心臓等と癒着している場合が多くて、そうなると手術そのものが難しく、一旦開けたお腹をその侭閉じて、その子の残りの寿命に任せる事になるそうです。

現時点では先天性のものか後天性のものか、お腹開けてみないと何とも言えない。。。
そしてお腹を開ける場合、横隔膜に損傷があるので、呼吸も止まるんだそうです。だから人工呼吸器をつけての手術。かなり大掛かりなものになるそうです。
おまけに、開けてみないと判らない、横隔膜にある損傷の大きさや、臓器の癒着の度合い。
だからといって、このまま放置していても、肺を圧迫する事で呼吸が苦しい事に変わりなく、もしかするといきなり心肺停止になる事も十分考えられる事態。
だから、ココはもふ君の運の強さに掛けてさっさと手術するのが一番と考えました。
手術が成功すれば、全くの健康体として元気に過ごせるんだそうです

もしも、先天性のものだった場合、最善を尽くしてもどうにもならなかった場合は、手術を諦めて、そのまま連れて帰るつもりです。その場合は、保護主さんの元に返すのではなく、私の手元で猫の幼稚園園児として最期迄しっかり面倒見たいと思います。

でも、でもね、こんな可愛い子、絶対素敵なご縁がまってるはずやねん

こんなに元気に遊ぶ姿をもっともっと見られるはずやんね~
将来大きなきじ猫さんになりそうな、大きな手足のもふ君、大人になった姿を想像してみます。きっとうちの番頭さんよりおっきい猫さんになるやろな~
今心配してる事なんか、笑い話になるやんな~~
。。。前向きに、とにかく明るい方へ考えるいよだです。。。
先生の都合のつく、一番早い日、11月14日に手術です。
それ迄約一週間はあまり過激に運動する事の無い様に、他の仔とは離してケージ暮しに戻ります。

折角他の猫さんと仲良くなったのにね。。。

今迄他の子猫には見向きもしなかった、あのこまちママともこ~んなに仲良しになったのにね

。。。
ケージの中で「だして~!」と鳴いてるもふ君。。。ごめんな、我慢してな

治ったら、又一緒に遊んで貰おうな、もふ君。
手術の費用は10万くらい。術後のケアも入れれば、15万くらい掛かる見込みでしょうか
こんな時の為にと置いてある、ちゃぼちゃん基金は現在8万円。
今回保護主さんも治療費のカンパしてくださってるし、先日ポン太のママさんがもふ君にと寄付下さってるし、レアちゃん達のママのさくらさんからも先日カンパ頂いてます。
12日には手作りフリマに出店するし、これでもふ君に安心してしっかり手術受けて貰えると思います
ただ、きよし君の目の手術ももう直ぐ。
こちらはそんなに掛からないとは思うけれど、今後こういった手術で思いがけず高額の費用のかかる猫さんは必ず出てくる事でしょう。
やはり皆さんのお力添えは必要です。
これからも出来るだけ頑張ってフリマ等の出店増やしますので、どうか皆さん、応援宜しくお願い致します。

そして、14日のもふ君の手術が無事成功し、晴れて健康な体になったもふ君が素敵な家族の元に出発出来ます様に。。。もふ君に皆さんのパワー送ってやって下さいね
posted by いよだとばん&むう at 00:54|
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