優しいパパママとお見合いする事になって、その日の晩に我が家にやって来て、即お話し纏まり、保護主さんの元には戻らずそのまま、お引っ越し迄の5泊6日を園児として過しました。
健ちゃんがお引っ越ししたのは9月30日。
折にふれ近況メールを頂いてましたが、先日23日にママさんから電話が入りました。
「呼吸が苦しそうで、近くの病院に行ったら胸水が溜ってるって言われて。。。200ccも抜いたんです。先生からはFIPの疑いがあるから検査しましょうって。」
絶句しました。
もふ君もまだFIPの疑いが100%晴れた訳ではないので、色々注意している所ですが、卒園生では初めてのFIP。
検査結果が出るのは次の週ってことだったので、セカンドオピニオンを勧めました。
丁度今はもふ君の通院で池田迄走っていく事が多いし、健ちゃんのご家族は猫の幼稚園から自転車で数分の場所。夜の診療なら仕事が終わってから迎えに行けば一緒に車で移動出来ます。
ショックで途方に暮れるママさんを励ます事しか出来ないけれど、取り合えず来週の約束をして電話を切りました。
小耳に挟んだ所では、あるシャムMIXのカワイコちゃんがFIPなんやけど、もう駄目だと思ってたその猫さんが、ベルさん通って今元気にしてるって話も聞いてます。
ここはやはりその事例にあやかりたい所ですよね

月曜夜に健ちゃんママから再度電話頂きました。
まだ検査結果は出てないけれど、又胸水が85ccも溜っていたんだそうです。
かなり早いペースです。。。
早く検査結果が出ないかと、やきもきしてしまいます。
その結果とレントゲンを借りて、ベルさんに行ってみようと相談しています。
健ちゃんママさん達もこの週末を思い悩み乍ら過して、今は前向きに健ちゃんと一緒にがんばろうって決意したと仰ってました。
でも今日の病院では安楽死の話も出たそうです。
彼女達にとって健ちゃんはかけがえのない息子です。
確かにFIPは治らない病気だけれど、まだ諦めるには早いですよね。
本来保護主さんの元に居て入園する予定のなかった健ちゃんを、園児として送り出したのも何かのご縁、最期迄前向きに頑張ってみると仰るご夫妻を、少しでもお手伝いしたいと思います。
どうか皆さんも、二人と一匹にエールを贈ってあげて下さいね
先日紹介したmouchiさん保護のさびちゃんは、お試し飼育が決まったそうですきっと風邪も良くなったんでしょうね
その侭うちの子宣言出ると良いなあ~


そしてmouchiさんの愛猫くぅちゃんも只今入院中。
こちらもセカンドオピニオンで抗がん治療を見合わせています。
ただ、どうもかなり珍しい症例の様で、獣医師さんも原因と治療法にちょっと悩んでらっしゃるそうです。
でも、mouchiさんは今は副作用もキツい抗癌剤投与を中止しておいて良かった、と感じてらっしゃいます。くぅちゃんには又違う方法でのアプローチも考えられるので、その可能性を取ったんです。
その子の為に一番いい方法を考えて決めるのは飼い主自身。
悩んで悩んで、時にはとても辛い事だったりするけれど、愛情一杯の気持ちでじっくり考えて、愛猫さんにとって一番良い答えを出していきましょう
