2007年11月23日

かけす君

先日より入院していたかけす君ですが、今夜治療の介なく亡くなりました。

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レディグレイの息子!?と噂されて入園してきたのは、2005年12月13日。
生後4ヶ月後半位でしたでしょうか。
怖がりさんで抱っこや撫でられるのを嫌って、最初の頃はケージ暮し。
その後放牧するとカクレンボ猫𕾵
おやつは手から直接食べる癖に、触ろうとすると途端に身を翻して去って行く、そんなかけす君でした。
その所為でなかなかご縁に恵まれず、月日が経って行きました。。。

一年前からとんちゃんが良く来てくれる様になり、手強いつくも君を手なずける為のおやつ作戦が功を奏して、かけす君も随分リラックスしていたものです。
それでも撫でる事も抱っこも出来ずにいたんです。

今月初め、ベッドの横の椅子で猫団子になってるかけす君を発見し、ふと手を伸ばしてみると、びくっとして逃げようとはしたものの直ぐに諦め、そのまま頭を撫でさせました。
少し目を細めまんざらでもない様子。
小躍りしたい程嬉しかったるんるん
でも今から考えると、きっともう身体がしんどくなり始めていて、逃げるのが億劫になっていたのでしょうね。

ハル君の葬儀の後部屋に戻って床に吐いた後があるのを見つけました。
胃液には血が混じっていました。
その日吐いていたかけす君かこまちさんがどちらか判らず、二匹をケージに隔離して様子を見ていると、かけす君が大量に水を飲み、その後嘔吐。
でももう血は混じってなくて食欲もあるし、その侭様子を看ていました。
でもケージの中のかけす君は、沢山ナデナデ出来るんです。
今迄全くスキンシップ取れなかった仲なので、嬉しくって。。。

その後急に食欲がなくなり、ベルさんに診察に行きその侭入院。

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極度の貧血。
血液検査の結果はどれも心臓に関して警告を発しています。
心臓の欠陥の所為で、じわじわと徐々に具合が悪くなり、吐いた時点がピークで急性腎不全を起こしたことが現在の容態の悪さなのだろうとのことでした。
と同時にFIPの疑いもあると。

採血中にかけす君に話しかけました。
「早く元気になって帰っておいで、ほんまのお家探しせなあかんねんで~。
ずうっとあんなとこにおりたい訳とちゃうやろう𕾮」って。
それを聞いた院長先生「今が良いんだよ」
「そうかなあ?もっといい環境に行きたがってるのでは?」
「こんな恐がりの猫さんは、現状の侭が良いって思ってるんだよ。」
うう~ん、複雑。。。
でも確かに、かけす君にとってまんざらでもない環境なのかもね、でもやっぱりほんまの家族の元で過して欲しいねんけどな~𕾵等と考え乍ら帰宅したものです。

日曜にフリマの設営が終わり一段落ついた所で病院に。

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その日は私の手からかなりの量の食事をしました。
今迄おやつは手から食べていたけれど、これほど大量にはなかったよね。
満足して、目を細めるかけす君。
その様子にきっと数日すれば帰ってくる、心臓の疾患ならお薬で抑え乍ら過せば良いと考えていました。

いつもなら、お見舞いには毎日通います。
でも私の愛車は現在入院中。。。バッド(下向き矢印)
電車で通うのはちょっとしんどくて、困っていたら、吟ちゃんが連れて行ってくれました。有り難うございます,吟ちゃん。

とんちゃんと吟ちゃん,私の三人で会いに行った際のかけす君は、日曜とは違って随分としんどそうでした。
貧血が少し改善された所でエコーで心臓疾患を確認すると、弁が開ききっていないのだそうです。その為血流が悪くなる。
又腹水が溜り始めてもいました。これはやはりFIPの腹水だろうと。

今年幾度となく聞いてきたこの病名に、流石に動揺してしまいます。
でも心臓疾患を治療しつつFIPも押さえ込めるかもと期待して、その侭入院を続けました。

木曜日の今日、又吟ちゃんが車で迎えに来てくれました。
とんちゃんと三人で集まる前に病院に電話して、状況を確認します。
昨日から強制給餌だけれど、嘔吐してしまうとのこと。もうかなり。。。
車で出発する前に二人に私の考えを話しました。
場合によっては今夜退院させて連れて帰って来ようと思うと。

病院に着くと、受付に副院長先生がいらして、「とても良くない状態です」と心配そうに話して下さいます。
「もう連れて帰った方が良いですか」との問いに「担当の院長と相談しましょう」
院長の手が空く迄三人でかけす君に会いに行きます。
私達の顔をみて、可愛い声で鳴くかけす君。
この子は本当に可愛い声で鳴くんです。ボーイソプラノのかけす君。
でもその声には元気がないし、院長も「かなりきわどい治療もしたけれど、反応が悪い。どうるかなあ」
もう打つ手がないのでしょうね。
連れて帰る事にしました。
でも最期の望みをかけて点滴の留置針はその侭にして頂きました。

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帰ってからは私のベッドに寝かせて様子を看ていました。
すっがん君も合流して、皆でかけす君に話しかけます。
心なしか表情がほっとしている様な、そんなかけす君ですが、時折痙攣発作をおこす様になりました。
小さな発作を小刻みに、その内大きな発作も。その際にはかなり大きく動きます。
きっととても苦しいのでしょう。
もしこの発作がいつまでも続くようなら、安楽死も視野に入れようと思う程、苦しそうな発作でした。

真夜中前に皆が帰る事になり、私とかけす君も事務所スペースに移動しました。
かけす君とつくも君、クロちゃんのブラックブラック軍団の本拠地は、私のデスクの頭上にある棚の最上段。かけす君にとっても一番好きな場所は事務所でしょうし、ここで仕事し乍ら朝迄様子を見るつもりでした。

三人を見送って、かけす君の寝ている段ボールを覗いていると、又痙攣発作。
小さな発作の後少し大きな発作が来て、でも前の時より動きは少ないのにとても辛そうで、手を握りしめ乍ら声かけてるとすっと動きが止まりました。
午前零時五分の事でした。

ベッドでかけす君と話をしている間、背中を撫でたり頭を掻いたり、足を握ったりしていましたが、時折かけす君が甘える様に指を握り返してくれるんです。
痙攣の一部だったのかもしれないけれど、只単に反射だったのかもしれないけれど、ぎゅっと握ってくれるその肉球の柔らかさと冷たさが嬉しくて哀しくて、きっとこの感触忘れられないだろうなと思います。
そしてもっと早くに、こうしてスキンシップしたかったなと、心底思いました。
普段から身体に触れていたら、もっと早くに異変に気付いていたかもしれない、そう思うとかけす君に申し訳ない気持ちになります。

これを読んで下さってる皆さんにお願いです。
黒猫さんは心臓の弱い子が多いんですって。
なので、皆さん気をつけてあげて下さいね。
許されるならエコー検診等で診てあげて下さいね。
今回のかけす君も、最初に心臓疾患の所為で体調が悪くなり急性腎不全をおこし、そのストレスでFIPが発症したのではないかと思われます。
心臓に負担の掛からないように、血液がさらさらである事も大事なんだそうです。
ベルさんでは納豆もお勧めって言われてますね。

まだ若い二歳半の年齢で亡くなってしまったかけす君の死を悼むと同時に、他にこんな哀しい思いをする猫さんや飼い主さんが居ない事を願っています。

かけす君、闘病お疲れさま。
今度はもっと元気な体で生まれ変わっておいでね。
猫の幼稚園に来てくれてありがとう。どうぞ安らかに。。。

かけす君を応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。


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posted by いよだとばん&むう at 03:36| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする