ジェリ子ちゃんの卒園が12月26日午後と決まりました。
ジェリ子ちゃんがやってきたのは今年の4月10日。
腫瘍の疑いと発情が、猫の幼稚園にやってきた原因でした。
詳しくは過去記事「横隔膜ヘルニアと避妊手術その1」「横隔膜ヘルニアと避妊手術その2」でどうぞ。
お盆をメドにと思っていた卒園だけれど、保護主さんの気持ちの揺れや家庭の事情などから延び延びになっていました。
その為私達、特にジェリ子ちゃんが最初に懐いた吟ちゃんや、毎日の様にお世話してすっかり仲良しになったとんちゃんには、本格的にお家探しをしたいとの思いもあったのですが…
何度か保護主さんとお話しを繰り返し、先住猫さんとの相性も含めてトライアルの気持ちで送り出す事になりました。
術前は食べると苦しくなっていたからでしょう、あまり食べ物を喜んで食べている感じがありませんでした。
でも術後は、美味しい!と感じる事が出来るんでしょうね、可愛く鳴いておねだりしてくれるようになりました。
小柄な身体をすりつけるようにして、くねくねダンスも披露してくれます
最初の頃とは全く違うジェリ子ちゃんです。
そんな風に変わったのは、身体が楽になったからだけでは無い筈です。
毎日の様に園児のお世話に来てくれるとんちゃんが、ジェリ子ちゃんの事をどれだけ気にかけてお世話していたか。
そしてそんな思いは、とんちゃんや吟ちゃんだけでなく、猫の幼稚園の前に一時預かりして下さってた保護主さんの先輩の思いであり、とんちゃんの様に保護主さんのお家に通ってお世話してくれたお友達の思いでもあるのです。
だから、昨日の話し合いでは、保護主さんもとんちゃんも、お互いにジェリ子ちゃんの幸せを願って、涙なみだの話し合いでした。
どちらかと言えば、カクレンボ猫さんの部類に入るジェリ子ちゃんですが、どうか新しいお家でも可愛いくねくねダンスを披露して欲しい、心からリラックスして新しい家族と新しい環境に馴染んで欲しいと願っています。
卒園する迄もう少し有りますから、関係者の皆さん、是非気軽にジェリ子ちゃんに会いにきてやって下さいね