あずみちゃんが明日卒園します。
猫の幼稚園のブログは、お家探しの園児達を紹介する記事が多いから、お家の決まってたあずみちゃんはあんまり記事にしていません。
なので読者の皆さんには馴染みが薄いですね。
猫の幼稚園の仲間であるやちゅさんが、会社に迷いこんで居着いたサビ猫さんを保護したのは今年の4月25日。
連絡貰い、とんちゃんと一緒に急遽堺迄迎えに行きましたっけ。
やちゅさんは保護した時からあずみちゃんを「うちの子」にすると決めていました。
ただやちゅさんはその時実家に身を寄せていたので、新居が完成する迄猫の幼稚園に入園するという事情でした。
やちゅさんは、毎週の様に日曜にあずみちゃんに会いにきてくれました。
それを喜んだのはあずみちゃんだけではありません。
やちゅさんの美味しい手料理に私達仲間も大喜びでした
やちゅさん、ごちそうさまでした~
やってきたあずみちゃんは、ガリガリとは言わない迄も、放浪生活ですっかりやつれた猫さんでした。
愛嬌があって、ベルさんでの診察中でも院長に愛想を振りまき「可愛いなあ」と言わせた猫さん。
まだ中猫さんなのだろうと、その体つきから想像していた私達ですが、避妊手術してみると、院長曰く「3歳位で、2~3回は出産してるぞ」
関係者一同びっくりでした
ジェリ子ちゃんと同じく、小柄な身体でママ猫さんになってたんやねえ。
でもジェリ子ちゃんとは決定的に違っていたあずみちゃん。
避妊が終わった後、ふくふくと横に育ち出しまして…
見事に丸い
いや、ほんまに丸い(笑)
大食いって訳ではないんです。
美味しい物をちょっとでいいの、ってタイプ。
なのに、いまや立派な貫禄のついた猫さんです
これはもう、体質ってやつやね
歩く姿はゆったり堂々としていて、でもどこか品もあって、例えるならば北摂のマダムかな。
決して芦屋マダムではない所がミソです(笑)
お布団が好きで、毎晩一緒に寝てくれるあずみちゃん。
明日の夜からは、やっとほんとのママに添い寝出来るのね。
まあるく愛嬌のある姿は皆に愛されてました。
お客さんがあると、必ず顔を出してくれて、皆に可愛いって言われてたよね。
子猫はちょっと嫌いで、でもたまには優しく添い寝もしてくれて、ハスキーボイズで鳴くあずみちゃん。
見事なまでのボブテイルをピコピコさせてる姿が、ほんまに可愛いあずみちゃん。
実はあずみちゃんの新居は、私が設計させて頂きました。
本業である建築設計の仕事と、ライフワークである猫活動との両方で関わる事の出来たあずみちゃん。
私にとってもとても思い出深い猫さんです。
あずみちゃん、いってらっしゃい、末永く幸せにね。