15日
この日も同じく調子良く過してくれた二匹。
インターフェロンを注射し、ステロイドは錠剤でクロマイシロップと一緒に飲ませました。
玩具で遊んだり、ケージの近くにやってくる他の猫さんに興味を示したり、かなりやんちゃ振りが戻って来ています。
16日
この日もスゴい食べっぷりでした。
ケージを開けると嬉しそうに外に飛び出してくる二匹。
部屋の中の段差もひょいひょい登っています。
夜の通院での体温は、かむい38.5° さすけ39.0°
さすけの体温もやっと下がってきました。
この日もステロイドを錠剤で、インターフェロンは注射で。
そして治療も第二段間に入ります。
ここ数日毎日続けて来たステロイドとインターフェロンを、少しづつ間隔を空けて二匹の体調変化を見ます。
まずは今日17日は朝のアプシード投薬のみ。
これはコクシジウム対策のお薬で、二週間続けます。
一日置きの注射と投薬で回復して来た二匹の体調がどうなるのか。
まだ暫く気が抜けません。
順調に進んで、一日置きが三日置き五日置きとなり一週間置きとなり、やがて一ヶ月、そしてときわとたいがの様に、晴れて里親募集再開となる様にしっかり投薬続けます。
この数日の間に、かむいとさすけはちゃんと自分の仮名を覚えた様です。
名前を呼ぶと可愛く返事をするし、どこかに隠れて遊んでいても小走りに走って戻ってきます
そう、走って戻ってくるんです。
以前の弾丸の様な早さではないけれど、確実に走ってるんですよね
今もこの記事を書いてる間に事務所の中で遊ばせていますが、机の上にも乗って来てあちこち探検してみたり、キーボードの上を踏んづけて歩いていったり…
ごくごく普通に遊んでいる二匹の様子に、ただただ嬉しく感じています。
子猫の体調変化は急激で、治る時もやっぱり急激だったりするから、この子達もそれを期待して前向きな闘病頑張ります
どうぞ他の園児同様、応援してやって下さいね。
2009年06月17日
闘病中です、かむい&さすけ その2
13日
かむいは朝から元気よく鳴いてご飯をねだります。
ところがこの日はさすけに元気がありませんでした。
食欲はあるけど、いつもならちゃんと座って食べるのに、二匹共こうして横になった状態で食べています。
腰がふらついてちゃんと歩けない様子、動画に撮っています。
夕方ベルさんに走り、U獣医師に診て貰います。
入院も考えたのですが、神経症状である足の症状が出ている割には、目に異常がないことと、減っているとは言え食欲がある事から、ときわの時の様な緊急性はないとのことで、自宅での闘病を続ける事になりました。
この日の体温は、かむい38.6°と下がりましたが、さすけは40.2°。
さすけは腰に力が入らずふらついてしまうし、ちゃんとおすわりするのも辛い様ですぐに横になってしまいます。
これが熱の為だけならいいのだけれど…
FIPドライだとしたら、もっと目にも症状が現れるだろうし…
なにか先天的なものなのか…
U獣医師にお願いして二匹ともレントゲンを撮っていただきました。
触診でもさすけの頭蓋骨の形が少し気になると言われていたし。
結果はご覧の通りで、頭の中も胸の中もお腹の中も、全く綺麗なものでした。
頭蓋骨も問題なしだそうです。
ではこの神経症状は一体なんなのか
脳炎での神経症状なら、こんなに熱が上がったりしないだろうし、二匹がほぼ同時に同じ症状を出した事を考えると、なにかウイルス性のものが疑われます。
気になる所ですが、とにかく治療を続けます。
この日はインターフェロンとステロイドを注射。
他にも検便するとコクシがでたので、早速二匹共投薬開始です。
14日
朝のご飯は大声で二匹揃って催促してくれます
日中はぶぃぶぃあんさんととんちゃんが来て様子を見てくれました。
ちょこちょことよく遊んでいた様子に希望が持てます。
私もフリマを早めに抜け出させて貰い、二匹と通院。
初日と違って、キャリーの中でもかなりご機嫌に過しているのが嬉しいです
副院長のS獣医師が診て下さいました。
体温、かむい38.8° さすけ39.8°。
昨日撮ったレントゲンも再度見て下さって、さすけの頭の骨の状況も教えていただきました。
S先生も見ただけで、「この子、頭の形が変だなあ」って。
私達には全く判らなかったんですが、目の上、額の所って元々割れてるんですが、猫さんって結構早い段階で閉じるんですね。
それがどうやらさすけはまだ閉じきっていないようです。
それがこの不調の原因とは考えられないのだけど、気にはなるところですね
さすけの腰もかなり落ち着きました。
ただ、夕方になるとふらつき始めるのはどうやら薬が切れてくるのが関係している様です。
この日もインターフェロンとステロイドを注射。
長期的になりそうな、この二匹の闘病の今後を相談しました。
暫くは定期的な通院が必要でしょう。
こんな状況では新しいご家族の元に送り出してやる事もできません。
ましてMさんご一家は先代猫さんを闘病の末に亡くされて、暫くはご家族皆さん猫さんとの暮しを避けてらしたそうですし…
闘病中となったこの子達をお願いするのは矢張り酷というものでしょう。
事情を話し、お話しを白紙に戻していただきました。
二匹との生活を楽しみにされていたのに、本当に申し訳ないです。
Mさんからはその後丁寧なメールを頂戴し、二匹の回復を願って戴いております。
かむいとさすけとのご縁は整わなかったけれど、一日も早くご家族と運命の出会いをする猫さんが現れる事を願っております。
もしも私どもがそのお手伝いを出来たなら、こんな光栄なことはございません。
Mさんご一家にどうぞ素敵な出会いがありますように
その3に続く
かむいは朝から元気よく鳴いてご飯をねだります。
ところがこの日はさすけに元気がありませんでした。
食欲はあるけど、いつもならちゃんと座って食べるのに、二匹共こうして横になった状態で食べています。
腰がふらついてちゃんと歩けない様子、動画に撮っています。
夕方ベルさんに走り、U獣医師に診て貰います。
入院も考えたのですが、神経症状である足の症状が出ている割には、目に異常がないことと、減っているとは言え食欲がある事から、ときわの時の様な緊急性はないとのことで、自宅での闘病を続ける事になりました。
この日の体温は、かむい38.6°と下がりましたが、さすけは40.2°。
さすけは腰に力が入らずふらついてしまうし、ちゃんとおすわりするのも辛い様ですぐに横になってしまいます。
これが熱の為だけならいいのだけれど…
FIPドライだとしたら、もっと目にも症状が現れるだろうし…
なにか先天的なものなのか…
U獣医師にお願いして二匹ともレントゲンを撮っていただきました。
触診でもさすけの頭蓋骨の形が少し気になると言われていたし。
結果はご覧の通りで、頭の中も胸の中もお腹の中も、全く綺麗なものでした。
頭蓋骨も問題なしだそうです。
ではこの神経症状は一体なんなのか
脳炎での神経症状なら、こんなに熱が上がったりしないだろうし、二匹がほぼ同時に同じ症状を出した事を考えると、なにかウイルス性のものが疑われます。
気になる所ですが、とにかく治療を続けます。
この日はインターフェロンとステロイドを注射。
他にも検便するとコクシがでたので、早速二匹共投薬開始です。
14日
朝のご飯は大声で二匹揃って催促してくれます
日中はぶぃぶぃあんさんととんちゃんが来て様子を見てくれました。
ちょこちょことよく遊んでいた様子に希望が持てます。
私もフリマを早めに抜け出させて貰い、二匹と通院。
初日と違って、キャリーの中でもかなりご機嫌に過しているのが嬉しいです
副院長のS獣医師が診て下さいました。
体温、かむい38.8° さすけ39.8°。
昨日撮ったレントゲンも再度見て下さって、さすけの頭の骨の状況も教えていただきました。
S先生も見ただけで、「この子、頭の形が変だなあ」って。
私達には全く判らなかったんですが、目の上、額の所って元々割れてるんですが、猫さんって結構早い段階で閉じるんですね。
それがどうやらさすけはまだ閉じきっていないようです。
それがこの不調の原因とは考えられないのだけど、気にはなるところですね
さすけの腰もかなり落ち着きました。
ただ、夕方になるとふらつき始めるのはどうやら薬が切れてくるのが関係している様です。
この日もインターフェロンとステロイドを注射。
長期的になりそうな、この二匹の闘病の今後を相談しました。
暫くは定期的な通院が必要でしょう。
こんな状況では新しいご家族の元に送り出してやる事もできません。
ましてMさんご一家は先代猫さんを闘病の末に亡くされて、暫くはご家族皆さん猫さんとの暮しを避けてらしたそうですし…
闘病中となったこの子達をお願いするのは矢張り酷というものでしょう。
事情を話し、お話しを白紙に戻していただきました。
二匹との生活を楽しみにされていたのに、本当に申し訳ないです。
Mさんからはその後丁寧なメールを頂戴し、二匹の回復を願って戴いております。
かむいとさすけとのご縁は整わなかったけれど、一日も早くご家族と運命の出会いをする猫さんが現れる事を願っております。
もしも私どもがそのお手伝いを出来たなら、こんな光栄なことはございません。
Mさんご一家にどうぞ素敵な出会いがありますように
その3に続く
闘病中です、かむい&さすけ その1
本当なら優しいご家族の元で過している筈のかむいとさすけ。
実はまたまた猫の幼稚園にいるんです。
事の起こりはお見合いの次の日。
11日の夜に子猫達をケージから出して遊ばせていました。
先週やんちゃが過ぎてそれぞれ足痛め、引きずったりかばったりしていたふじことるぱんも完全復活です
この後一時間程して異変に気づきました。
かむいがやはり足をかばって歩いてる…
ああ、またやんちゃが過ぎたか~と、ケージフリーの時間も丁度終わりだったので二匹揃ってケージに戻しました。
すぐにぐっすりと眠る二匹。
12日
この日の朝、いつもの様にご飯ご飯!と大騒ぎする猫達の声の中に、かむいの声がありませんでした。
それでもご飯の入った器を目の前に奥と、ふんふんと匂って口にはしたのですが、いつも完食する量を半分程残していました。
夕方になってもかむいの様子は良くなりません。
昨夜かばっていた前脚はどうということもなさそうですが、それよりも気になるのは後ろ足、というか腰に力が入らずちゃんと歩けないんです。
心なしか、弟猫さすけも…
昨年のときわとたいがの異変を思い出します。
直ぐに病院に走りました。
キャリーの中の二匹はぐったりとしていて、撫でていても体が発熱しているのが判ります。
ベル動物病院でN獣医師に診て貰います。
二匹共39.6°の体温で、思っていたより高くは無かったけれど、やはり気になる発熱です。
歩き方も診て貰い、気になる症状だけれど、まずはその日はステロイドの注射のみ。
明日の二匹の状態をじっくり見守る事にしました。
長いのでその2に続きます。
実はまたまた猫の幼稚園にいるんです。
事の起こりはお見合いの次の日。
11日の夜に子猫達をケージから出して遊ばせていました。
先週やんちゃが過ぎてそれぞれ足痛め、引きずったりかばったりしていたふじことるぱんも完全復活です
この後一時間程して異変に気づきました。
かむいがやはり足をかばって歩いてる…
ああ、またやんちゃが過ぎたか~と、ケージフリーの時間も丁度終わりだったので二匹揃ってケージに戻しました。
すぐにぐっすりと眠る二匹。
12日
この日の朝、いつもの様にご飯ご飯!と大騒ぎする猫達の声の中に、かむいの声がありませんでした。
それでもご飯の入った器を目の前に奥と、ふんふんと匂って口にはしたのですが、いつも完食する量を半分程残していました。
夕方になってもかむいの様子は良くなりません。
昨夜かばっていた前脚はどうということもなさそうですが、それよりも気になるのは後ろ足、というか腰に力が入らずちゃんと歩けないんです。
心なしか、弟猫さすけも…
昨年のときわとたいがの異変を思い出します。
直ぐに病院に走りました。
キャリーの中の二匹はぐったりとしていて、撫でていても体が発熱しているのが判ります。
ベル動物病院でN獣医師に診て貰います。
二匹共39.6°の体温で、思っていたより高くは無かったけれど、やはり気になる発熱です。
歩き方も診て貰い、気になる症状だけれど、まずはその日はステロイドの注射のみ。
明日の二匹の状態をじっくり見守る事にしました。
長いのでその2に続きます。