今週は授業参観をお休みせざるおえなくなりました。
日曜のお見合い会に参加した鶴見緑地の8兄妹が、パルボウイルス感染症と診断された為です
昨夜から下痢嘔吐の症状が出て、今朝一匹が亡くなったそうです。
猫の幼稚園では徹底した消毒対策をとっておりますので、直接二次感染を心配することはないのですが、同じ場所で保護された5匹の子猫を、日曜日からお預かりしております為、この5匹の健康状態をしっかりと見極める迄は、多数の来客を受け入れる訳には参りません。
もしも8匹と同じ様に、パルボウイルスに感染していたとしたら、5匹の症状は劇的に変化し、その対応におわれますし、なによりもウイルス汚染を広げることは絶対に避けなければならないからです。
なので、今週は授業参観も個別のお見合いもお休み致します。
楽しみにしていて下さった皆さんには大変申し訳ありませんが、授業参観と個別のお見合いは、5匹の健康状態が安全であると判断出来てから再開致しますので、暫くお待ち下さいね。
ライムさんから連絡を貰ったあと、お見合い会に参加した先住猫さんのいる方や関係者に、一斉に上記のような内容をメールしました。
一番気になったのは、8兄妹のうち一匹だけお引っ越しを済ませた白キジちゃんのこと。
迎えて下さるKさんのお家が猫の幼稚園から歩いて数分の場所だからと、日曜にお引っ越しした子猫さんです。
同じ様に事情と対策を認めたメールをKさんに送りました。
すると程なく電話。
Kさんがメールを見てすぐ連絡を下さいました。
なんと!出張中のスイスから…
お家に残っている奥様に電話で確認して下さって、やはり症状がでているとのこと…
なので夕方白キジちゃんを預かりにKさんのお家に向かいました。
こちらに預かった5匹は、今のところ無症状だけれど、念の為インターフェロンを3日間連続投与して様子を見ますので、丁度病院に行く準備をしてたんです。
覚悟していたよりはずっと元気な様子にほっとしつつも、亡くなった白黒君も容態が急変する迄はとても元気だったといいますから、油断は出来ません。
まだ300gに満たない小さな身体なので、血管も細く静脈点滴が出来ないかもしれないけれど、とにかく病院に入院して治療を始めて貰いました。
5ちび〜ずも揃ってインターフェロン接種。
帰ってからは隔離室のケージに戻り、ご飯をモリモリ食べてご機嫌に過ごしています。
どうか、このまま無事成長してくれますように…
保護活動において、パルボウイルスは避けて通れない脅威でしょう。
正直死活問題です。
入院費用も二次感染防止の対策費用もバカにはなりません。
でも正しい対策を施せば、救える命は多いし、二次感染も防げます。
今猫の幼稚園でするべき事は、発症した8匹と一緒のおうちで保護されていた5ちび〜ずの健康状態をしっかり見極める事。
どうぞ皆様、ご理解とご協力をお願い致します。
そして今入院中の白キジちゃんはじめ、ライムさんのもとで闘病中の猫達と、その対応に追われるライムさんを応援してあげて下さいね。