
7匹の中でひときわ小さくて、ピースハウスの子猫担当えりさんも「この子はなにか持ってるかも」と随分心配されていたそう。
新大阪に来てからも、よく嘔吐するのでフードを変えて様子を見たりしていましたが、ベテラン看護師であるぶぃぶぃあんさんが食べた後のゲップの様な症状とか、抱っこしている時の食道の感じから巨大食道症を疑って、ベルさんでも嘔吐の相談の際にその可能性を指摘されていたのでまずはレントゲン撮影との運びとなりました。
数日前から猫用ミルクと流動食を混ぜたものを与え始めたので、目に見えて体重が乗って来たくるま。

待合室でもキャリーの中でさえ「可愛い♪」と評判です。
そんなくるまのレントゲン

担当のN村獣医師の説明だと、食道の上部に空気が入っているのが見える、と。
で、巨大食道症の説明を受けました。

簡単に纏めると、食べ物が胃へ流れる道筋である食道に、何らかの事情で一部狭い部分があるとか、胃の入り口部分が狭くなっているとか、成長と共になくなる血管が残ってしまって食道を一部狭くしているとか、幾つかの理由があるにしろ、とにかく食道がスムーズに食べたものを流し込んでくれない状態になる病気。
食道に食べたものが滞留すると吐き戻してしまう事も多い病気で、嘔吐を繰り返すとその際肺に逆流して肺炎を引き起こしてしまう事も懸念されます。
今のところ、くるまはロイカナのベビーカリカリ位ならそんなに問題ない様ですが、キトンの粒になると詰まってしまう様です。
巨大食道症を引き起こしている原因がなんであるかによって、投薬ですむのか手術が必要となるのか、はたまた医学用語の姑息的手段によって、立って食べさせる等の対応で済むのかが決まります。
なのでまずはバリウム検査が必要。
今度の火曜日は丁度仕事を休めるので、朝からがくと一緒にベルさんに預けて、検査してもらう事になりました。

どんな結果が出るにしろ、体力しっかりつける必要があるから、毎日猫用ミルクにいろんなウェットを混ぜた特製食をお腹いっぱい食べて貰っています
今日の夜、仕事で出掛けていた先から帰って来たら、園児のお世話に来てくれていたとんちゃんとあきちゃんとで、くるまにお腹いっぱい食べさせてくれていました
重くて動くのがしんどいって位にポンポコリンになったくるまのお腹に思わず皆で大笑いです

がくの件が落ち着いたと思った矢先の病気発覚だけれど、可愛いくるまが毎日お腹いっぱいで幸せに過ごせる様に、皆で精一杯お世話させて頂きます。
ピースハウスとピースハウス応援団の皆さん、くるまのことこれからも見守っててやって下さいね。
そして読者の皆さん、ちびちびくるまが大きく育てる様に、エールを贈ってやって下さいね