里帰り中のダル&リンちゃん。
すっかり寛ぎモードです
リビングで悠々自適に過ごしてますので、ご家族のみなさんご安心下さいね
で、里帰りの二匹とは別に、隔離室にはこちらの猫さんが入園。
とある餌場に迷い込んだ♀猫さんで、どうやらお腹に赤ちゃんがいる模様
その餌場のボラさんが、慌ててTNRの為に捕まえてみると、これがまた、家猫出身と思われる、見事な迄のスリゴロ猫さんで…
警戒心ま〜たくなし
手術の為に行った動物病院のT獣医師が、
「こんなに人なつこい子は、リリースするのは危ないし、性格の良い子は大人猫でもご縁があるはず!」
って連絡くれたので、猫の幼稚園でお預かりして本当のお家を探す事になりました。
だって、折角隔離室あるのに、使わないのはもったいないですもんねえ(笑)
それにお休み明けの第一弾入園生が大人猫さんってゆ〜のが、猫の幼稚園らしくていいでしょ
猫の幼稚園の卒園生は、意外に大人猫さんが多いのが自慢だったりするんです
ま,そんな訳でして、本日急遽、仕事終えた後病院迄お迎えに行きました。
避妊・ワクチンも済ませて、ウイルス検査は猫エイズも猫白血病も陰性
餌場に現れて間もないそうで、愛称もまだってことだったので、その場で「いちは」ちゃんと呼ぶ事に決めました。
理由は…今日が18日だったからです…
どうやら外に出てまだそんなに長くなさそうで、あんまり汚れてないんです。
蚤もほとんど見当たりません。
まさか、妊娠したから捨てられた
大きな瞳がチャームポイント、なかなかべっぴんさんです
年齢は成猫に成り立て、1歳半から2歳ってところでしょうか。
移動中とケージに入ってから暫くは、一所懸命おしゃべりしてました。
泣き叫ぶっていうより、おしゃべりなんですよ。
うちの番頭さんの姿を隔離室から見つけると、興味津々で近寄ろうとしていたので、猫嫌いってこともなさそうです。
早速、終生大事に慈しんで下さるご家族を募集致します。
そんな訳で、予定より二週間も早いけど、猫の幼稚園活動再開致しました
どうぞこれからも、今迄同様園児達を見守っていてやって下さいね
2011年08月18日
動物取扱業
今保護活動されてる方のブログでは、この話題が多いですね、「動物取扱業の適正化について(案)」
生体販売業者についての意見は、いわずもがななので他の方におまかせするとして…
以前から気になっていた保護活動と取扱業についての意見です。
猫の幼稚園は動物取扱業の登録を済ませています。
保管と展示。
なので昨日から里帰りで預かってるダル&リンちゃんは、保管業として有料預かりすることができます。
展示の方は、授業参観で会費を頂戴することに関連して取得したもの。
この取扱業登録をするかしないかのきっかけは、実はロイカナのブリーダーパック購入が、取扱業者でなくては出来なくなると言う単純なものでした。
格安で購入できるブリーダーパックは、経費削減の上では無くてはならないものだったので、じゃあ取っとくか!って軽いノリで取得を考えたんです。
取得の為には、動物取扱責任者を置かなくてはいけない。
で、その責任者は誰でも言い訳ではなくて、一定の有資格者でなくてはいけない、ってことで、一年間のスクーリングを受けて、愛玩動物飼養管理士の二級を取得。
すぐに東成区にある、動物愛護相談室に出向いて取扱業の登録について相談しました。
その相談室を訪問した際、敷地内のガレージに大量のトラップと捕獲網があって、その事を訪ねると、地域猫(大阪市では街猫と呼ぶ事にしていますね)に対する大阪市の取組について説明を受けましたっけ。
当時はまだ大阪市のサポーター制度はなくて、街猫制度を浸透させるべく水面下での取組だったので、ブログで書く事は禁止されていたのですが、その取組が時を経て公園サポーター制度に迄なったのかと思うと感無量です。関わった職員さん達に感謝!ですね。
話がそれましたが、相談に赴いた動物愛護相談室では、猫の幼稚園の様な保護活動について、公には登録の必要はないと言われました。
本当は、年に複数の猫さんを譲渡するグループなら、取得が望ましいのだけれど、現行の愛護法では決まっていないので、と。
なんだかもったいないなあと感じましたね。
折角の法なのにね。
ところで、動物取扱責任者には、毎年一回研修を受講する必要があります。
私も今年の1月26日に大阪府の方の研修会を受講しています。
この年の研修会は、動物愛護法改正に向けての動きに、かなりウエイトを置いた内容でした。
その際の記事はこちら
私は猫の幼稚園の代表者として、今回のパブリックコメントでは、動物取扱業の業種追加の検討で、動物愛護団体も規制対象として欲しいと意見しました。
愛護団体や、もっと掘り下げて一定以上の規模のボランティアグループも、動物取扱業に業種追加されるのは良い事だと思います。
飼養施設に関しても、ケージの大きさや適正な管理について、より具体的に取り決められるのは大賛成です。
ただ闇雲に保護するだけでなく、動物福祉にも目を向けて、よりよい環境で保護するに越したことはありません。
猫の幼稚園だけでなく、どんな保護グループも、これらの環境が確保出来ていないなら、こうした基準を目指してよりよく改善していくなら、保護活動の質そのものが上がる事になり、それだけ幸せな家猫さんになれる子が増えると思うんです。
寄付金の取扱いについても、もう少し規制が欲しいですね。
NPO法人であってもなくても、収支報告は出して当然と思います。
忘れてはならないのが、保護活動者のモラル。
これはまだうまい言葉が見つからないっていうか、まだ纏まってない思いなんですが…
譲渡について、保護について、そして命を守る為に活動することについて。
今年に入って、今迄猫さんを預かったグループが二つも大揉めに揉めているのを見るにつけ、非常に残念に思います。
活動に対する意見が違うとか、世話の仕方に対する思いが違うとかいったレベルではなくて、もっと根本からの問題だと感じます。
私は人間性善説の方が好きだけど、保護活動におけるモラルに関しては、一般の取扱業者とはまた違った、何らかの規制が必要なのだろうかと感じています。
固い話が長くなっちゃいましたけど、皆さんのお考えは如何でしょう?
愛護法がより良い法律となる様に、ぜひ一度パブコメ検討してみて下さいね
詳しくはOne Action for Animalsさんをご覧戴くのがとても判り易いと思います
制作者のmon_cher_chatさん、ありがとうございます。
生体販売業者についての意見は、いわずもがななので他の方におまかせするとして…
以前から気になっていた保護活動と取扱業についての意見です。
猫の幼稚園は動物取扱業の登録を済ませています。
保管と展示。
なので昨日から里帰りで預かってるダル&リンちゃんは、保管業として有料預かりすることができます。
展示の方は、授業参観で会費を頂戴することに関連して取得したもの。
この取扱業登録をするかしないかのきっかけは、実はロイカナのブリーダーパック購入が、取扱業者でなくては出来なくなると言う単純なものでした。
格安で購入できるブリーダーパックは、経費削減の上では無くてはならないものだったので、じゃあ取っとくか!って軽いノリで取得を考えたんです。
取得の為には、動物取扱責任者を置かなくてはいけない。
で、その責任者は誰でも言い訳ではなくて、一定の有資格者でなくてはいけない、ってことで、一年間のスクーリングを受けて、愛玩動物飼養管理士の二級を取得。
すぐに東成区にある、動物愛護相談室に出向いて取扱業の登録について相談しました。
その相談室を訪問した際、敷地内のガレージに大量のトラップと捕獲網があって、その事を訪ねると、地域猫(大阪市では街猫と呼ぶ事にしていますね)に対する大阪市の取組について説明を受けましたっけ。
当時はまだ大阪市のサポーター制度はなくて、街猫制度を浸透させるべく水面下での取組だったので、ブログで書く事は禁止されていたのですが、その取組が時を経て公園サポーター制度に迄なったのかと思うと感無量です。関わった職員さん達に感謝!ですね。
話がそれましたが、相談に赴いた動物愛護相談室では、猫の幼稚園の様な保護活動について、公には登録の必要はないと言われました。
本当は、年に複数の猫さんを譲渡するグループなら、取得が望ましいのだけれど、現行の愛護法では決まっていないので、と。
なんだかもったいないなあと感じましたね。
折角の法なのにね。
ところで、動物取扱責任者には、毎年一回研修を受講する必要があります。
私も今年の1月26日に大阪府の方の研修会を受講しています。
この年の研修会は、動物愛護法改正に向けての動きに、かなりウエイトを置いた内容でした。
その際の記事はこちら
私は猫の幼稚園の代表者として、今回のパブリックコメントでは、動物取扱業の業種追加の検討で、動物愛護団体も規制対象として欲しいと意見しました。
愛護団体や、もっと掘り下げて一定以上の規模のボランティアグループも、動物取扱業に業種追加されるのは良い事だと思います。
飼養施設に関しても、ケージの大きさや適正な管理について、より具体的に取り決められるのは大賛成です。
ただ闇雲に保護するだけでなく、動物福祉にも目を向けて、よりよい環境で保護するに越したことはありません。
猫の幼稚園だけでなく、どんな保護グループも、これらの環境が確保出来ていないなら、こうした基準を目指してよりよく改善していくなら、保護活動の質そのものが上がる事になり、それだけ幸せな家猫さんになれる子が増えると思うんです。
寄付金の取扱いについても、もう少し規制が欲しいですね。
NPO法人であってもなくても、収支報告は出して当然と思います。
忘れてはならないのが、保護活動者のモラル。
これはまだうまい言葉が見つからないっていうか、まだ纏まってない思いなんですが…
譲渡について、保護について、そして命を守る為に活動することについて。
今年に入って、今迄猫さんを預かったグループが二つも大揉めに揉めているのを見るにつけ、非常に残念に思います。
活動に対する意見が違うとか、世話の仕方に対する思いが違うとかいったレベルではなくて、もっと根本からの問題だと感じます。
私は人間性善説の方が好きだけど、保護活動におけるモラルに関しては、一般の取扱業者とはまた違った、何らかの規制が必要なのだろうかと感じています。
固い話が長くなっちゃいましたけど、皆さんのお考えは如何でしょう?
愛護法がより良い法律となる様に、ぜひ一度パブコメ検討してみて下さいね
詳しくはOne Action for Animalsさんをご覧戴くのがとても判り易いと思います
制作者のmon_cher_chatさん、ありがとうございます。