今日は皆さんに、お願いがあります。
ある猫さんにエールを送ってやって頂きたくて…どうぞ宜しくお願い致します。
昨年秋にK保ちゃんがお家の庭に落ちてた生後二日の赤ちゃん猫さんを保護。
一晩経って猫の幼稚園でお預かりしたのがしょうがです。
へそのを付きの赤ちゃん猫さんは、丸一日母猫さんとはぐれていたのに、ミルクの飲みっぷりも良くて、驚く程の生命力でした。
いつくかのお見合い話を経て、今年二月に義兄弟ますおと一緒に卒園。
その後ますおは急逝してしまいましたが、ご夫妻にとても愛されて幸せな家猫さんでした。
先日、一人っ子になったしょうがの近況メールを頂いたんです。
「さてさて、しょうがですが、1匹になり、甘やかされまくりのおぼっちゃまに成長しています。
始めはいろいろ心配して、和室やウォークインクローゼット立ち入り禁止にしてたのですが、結局あきらめて、今では家じゅうどこでも侵入し放題となってます。
相変わらず好奇心旺盛で向う見ずなおぼっちゃまは、クローゼットはもちろん、靴箱や本箱、ひいては洗濯機にまで入っていきます。
特に洗濯機はお気に入りの寝床になったようで、姿が見えないと思ったら大体そこで寝てます。
お客が多い我が家、ますおがいた時は接客はますおに任せっぱなしで走り回ってたのですが、1匹になった今はマスコットとしてしっかり接客してくれます。
そんなしょうがは友人達に大人気で、みんなおもちゃを振り回してしょうがと遊んで機嫌よく帰って行きます。
もちろん、私達夫婦もしょうがを抱っこしては親ばか発言を連発してます(笑)
始めは抱っこが苦手ですぐ肩に乗ろうとしてたのですが、さすがに諦めたのか、ある程度はおとなしく抱っこされるようになってきました。
最近では、抱っこされた状態で私達にいろいろポーズをつけられ、遊ばれてます。
写真をお送りしますので、見て下さいね。いろんなとこに侵入してます。
たぶん、なかなか大きくなったのではないでしょうか??」
大きくなったしょうが君の様子に愛情一杯の生活を垣間みて、とてもほっこり、嬉しくなりました。
ところが一転、今日頂いたメールで、しょうが君入院
「こんにちは、まずは活動再開おめでとうございます!!
これからも無理のない範囲でかわいい猫ちゃんたちを紹介してくださいね!
さて、つい先日、しょうがの様子をご報告した直後にこんな報告になってしまい申し訳ないのですが、しょうがは今、入院しています。
実は、ここしばらく食欲がなく、走り回る量も減ったので(ちょこちょこ動いてはいたのですが)、病院に連れて行きました。
血液検査の結果、黄疸が見付かり、入院ということになりました。
それからは、点滴をしながら様子を見ていたのですが、エコー検査をしたところ腹水が見付かったということで、FIPの可能性があると診断されました。
しかし、肝臓の数値もよくないので、FIPではなく、肝臓機能低下からくる腹水の可能性もあるということでした。
とりあえずは腹水を取ってから検査することでもう少し可能性を探るということです。
また、エコー検査の際にしょうがが暴れたそうで(笑)、まだ肝臓の部分は見きれていないということで、またそちらもできればお願いするつもりです。
せっかく、元気な姿をご報告したのにすみません。
ただ、当のしょうがですが、ご飯はあいかわらずほとんど食べていませんが、ケージから出ようと暴れまわったり、病院中に響く声で鳴いたり、先ほど書いたように検査では暴れて邪魔をしたりと病気のようには見えません。。。
家でもお気に入りの場所をたくさん見付けてはご機嫌に暮らしていましたし…。
とにかく、ぐったりして深刻化する前に病気がきちんと判明し、無事に帰って来てくれることを祈っています。
FIPなら治療が難しいことは承知しているので、どのように過ごすのがしょうがにも私達にもいいのか考えなければいけませんね。
とにかく、うちもがんばります!」
明るく綴られた文面に、前向きに治療に取り組んで下さるご夫妻の優しい気持ちと決意が感じられて、感無量です。ありがとうございます。
腹水も気になる所だけれど、まずは黄疸の改善が先決、かなと思います。
目も開かない頃から園児だったしょうが君。
このブログを通じて、K保ちゃんはじめ皆さんと一緒に育てた赤ちゃん猫さんです。
しょうが君がその生来の強い生命力を発揮して元気になって、ご夫妻の元に戻り、義兄弟ますお君の分迄元気に長生き出来ますように。
どうぞ皆さん、しょうが君とパパさんママさんへ、応援パワー送ってあげて下さいね。