若草4姉妹の千枝と楊子が、なぜかぱったりご飯を食べなくなって…

ドライフードの種類を変えたり、ウェットにしたりと対応しても、一向に食べない。
で、ある日気が付いたんです、千枝のお口の臭いが変だってこと。
嫌がる千枝を宥めつつ、大きく口を開けさせてよくよく観察すると、丁度乳歯が生え変わるところ。
どうもその所為で歯垢が多くなり、酷い歯肉炎になってしまっているんですね。
可哀想に、歯茎だけじゃなくて、舌の両サイドや口の奥迄赤く腫れてとても痛々しい…
早速、二匹に流動食の強制給餌を開始し、抗生剤を投与すると同時に、口の中を殺菌消毒することに。
以前、強毒性カリシの為に、口の中に酷い潰瘍が出来て生死の境を彷徨ったあねちゃんおと君の時にやってみた方法をもう一度試してみました。
のどぬーるスプレーを水で薄めてコットンや綿棒に含ませて、患部を消毒するんです。
私、喉があんまり丈夫じゃなくて、このスプレーはいつも常備しています。
ミント系の清涼感がすっきりするし、うがい薬と違って飲み込むことを想定している商品だから、うがい薬みたいに吐き出さなくていいし。
ただ、猫さんにはそのままだとミントがきついと思うので、水で薄めて使います。
1〜2度使うと、抱っこするだけで気になっていた口臭が消えます。
大喜びしてくれる訳ではないけれど、大暴れして嫌がる程でもないので、猫さんにとってもそんなに苦痛ではないのかも。
眼に見えて腫れや潰瘍が治まっていくのは見ていて気持ちがいいですね

で、毎日千枝と楊子の口の中を見ていて感じたのは、どうもこの子達の乳歯はなかなか抜けないようだってこと。
ぐらぐらしてたり、あらぬ方向向いているのに、それでも抜けない。
だから変な感じに歯垢が溜まってしまうんだろうなあ。
今迄600匹超えの園児の中で、他にこうした事例は無かったけれど、ネットで見てみるとやはりたまにあるそうな。
生後4〜6ヶ月の猫さんをお世話している皆さん、歯の生え変わりの際にはぜひ、お口の中をじっくり見てあげて下さいね。

そんなこんなで約二週間が経った頃、比較的軽症だった楊子がかりかりキトンを食べ始め、2日遅れて千枝も同じくキトンを食べだしました。
カリカリ食べ始めると、強制給餌でキープしていた体重も一気に増えだします。もうこれで大丈夫
これが丁度しょうじを見送った直後。
一気に闘病・看護から解放されたいよだは…
この週末、ちょっと気が抜けておりましたとさ
そろそろ復活しま〜す!