先月秋分の日から体調崩し、FIP闘病中だったぷらすたー王子改め雪舟君。
本日17時25分身罷りました。
今迄何匹もFIP闘病を看て来たけれど、せっちゃんの闘病が一番辛かっただろうと思います。
高熱が出てすぐに腹水が溜まりはじめ、と同時に食欲がなくなり、酷い下痢が続き…
でも経った10日の闘病で旅立てた事はせっちゃんにとって良かったのかな。
連休にはこんなに元気に飛び回っていたのに。
もみじと取っ組み合って遊んでいたのはついこの間のことです。
保護主さんの元にいる時から、なにかとお腹を壊す子だったせっちゃん。
入園してもやはり体調安定せず入院したり、抗生剤続けていた所為で常在菌もやっつけちゃったのか、背中とお顔に真菌ハゲ作ったり。
盛夏を過ぎてやっと体調安定し、体に丸みが出て来て、素敵なご家族に見初められて、引っ越し直前だったのに。
本当に残念でなりません。
最後は胸の中で看取ってやれた事がせめてもの救いです。
今日Sさんがメールを下さいました。
「せっちゃんへ
せっちゃん、お疲れ様でした。
ものすごく頑張ったね。賢いいい子だね。
誇れる、S家4代目の猫です。
今はお空から見てるでしょうか?
せっちゃんが来るはずだったS家はこんな感じです。
天国に行く前に、ちょっと寄っていってね。
我が家でコロコロに太らせる予定だったから、走り回れる元気な体に着替えたら、またうちの子になってね。待ってます。」
せっちゃん、幸せ家猫です。
今年最初のブログでご挨拶していた、小さな白猫しょうじを覚えていて下さる方、いらっしゃるでしょうか?
実はせっちゃんは昨年末に入園していたしょうじの季節違いの弟らしいんです。
しょうじも体が弱く、やはりFIPで身罷りました。
この家系の白猫男の子は、遺伝的にFIPが出易いのかもしれませんね。
負の連鎖を断ち切るべく、仲間がTNRを勧めてくれています。
願わくば、せっちゃんの御霊が安らかでありますように、
合掌。