題してまして、大人猫11匹のお家を探せプロジェクトより。
（今勝手に命名した題です、関係者さんの了解得てません
）猫の幼稚園の副理事さつきさんと、その友人Mさんが奔走している案件です。
三年前にKさんという猫好きボランティアさんが身罷りました。
ご病気だったそうで、死期を悟った彼女は、その前に立て続けに保護して、家猫にした11匹の猫達の事を大層心配し、後顧の憂いの無い様にと、資金面含めて色々と準備し、ご主人に後を託して旅立ったそうです。
無念のうちではあったのでしょうが、信頼するご主人がいらしたので、きっと安心していたことでしょう。
でも今回そのご主人から、生前奥様であるKさんと知人であった猫ボランティアMさんに相談が入りました。
色んな事があって、猫達を養っていけなくなった、と。
ご自身がKさんと同じ様に病に掛かった事や、仕事の不調など、理由はいくつかあり、その中には第三者には納得出来ないものもあるのですが、とにかく一月後には家を出なくてはならないし、猫達をなんとかしなければという内容です。
生前のKさんを知るMさんとさつきさんは、Kさんが猫達の事は何も心配がないと話していたのを聞いていましたから、ご主人の一方的な話に対して、はいそうですかと猫達を預かる訳にはいきません。
何回も自宅へ向かい、相談し、生前のKさんと交流のあったボランティア仲間に連絡を廻し、最悪の事態を避けようと日々奔走しています。
その甲斐あって、他のボランティアさんも動いてくれる事になったと。
それに先経って、先日21日に、11匹の中から三匹の猫達が猫の幼稚園にやって来ています。
生後三年半から4年といったところでしょうか。
大人しくて甘えたな三匹です。
きりりとハンサムな茶虎♂、名前はあか君
甘えたなのに、最初ちょっとだけ人見知りする三毛猫さん、名前確認中
比較的お気楽な感じの八割れさん、名前確認中
耳ちゃんと両方ありますよ〜(笑)
まず大丈夫だろうとは思うけど、規約なので確認したパルボ遺伝子検査はやはり陰性。
なのでもう、隔離室から出て広間に移動してもいいんだけど…
やはり大人猫さん故、環境が変わる事がストレスなようで、もう少し隔離室で猫の幼稚園の雰囲気に馴染んでから、広間に移動して貰う様にします。
本日の授業参観で、初対面のお客様やスタッフに、入れ替わり立ち替わり撫でて貰って、面食らいつつも喜んでいる三匹。
Kさんに愛情一杯貰っていたんやね。
今頃Kさん、あっちの方で心配してると思うけど、とにかく心機一転、前向いて頑張って、安住の地を見つけようと思います。
という訳で、今回も訳あり大人猫、頑張ります。
素敵なご縁と巡り会えます様に。
そしてまだK家に残っている猫達も、皆安心出来る環境に落ち着けます様に。
関係者さん達は引き続き、残った猫達のホームステイ先や生涯慈しんで頂けるご家族を探しています。
気になる方は猫の幼稚園までメールでお問い合わせ下さいね。
先方と連絡が取れる様に手配致します。
Kさんご主人も、奔走している皆も、そしてあちらで見守ってくれているKさんも、何より11匹の猫達も、みんなが幸せになりますように
応援してやってくださいね〜
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