2015年11月16日

経過報告3 終息に向けて

むぎの入院から一ヶ月が過ぎました。

11月4日に『経過報告2』でむくむくが入院したとお知らせしましたが、残念ながら10日朝早くに身罷りました。
死因はFIPです。

実は茶虎のいちろうも、FIPでした。
むくむくもいちろうも、腹水が溜まったことから急ぎ遺伝子検査を実施。
結果が出る前に、二匹共身罷ってしまいましたが、パルボらしく無いその症状に、FIPの陽性結果が出た事で、関係者一同納得できました。

やはり最初の発症から二週間を過ぎれば、同一グループから発症する事はないのだと考えます。
なので、今回のパルボ発症は、終息したと言えるでしょう。
勿論猫の幼稚園では、念には念を入れて、このまま活動凍結を続けます。



さて、今回のパルボの症状を振り返ってみると…

むぎ・まりまり・じろうは、体調崩した時点で白血球が下がっており、遺伝子検査でもパルボ陽性でした。

ごろまると、みけりーな&ぱっつん親子も、その症状から鑑みて、パルボ陽性で間違いないでしょう。


でも、今回白血球が下がらず、貧血の症状が出た子達が多く、いちろうもむくむく&もこもこもその中に入ります。

これは私の考察でしかありませんが、貧血症状が出て食欲が落ちたうるん・つっちー・ふわふわも、FIP発症するかどうかの瀬戸際だったのではないかと。


むぎが発症したことで、子猫達全てがパルボウイルスに暴露されているのは紛れもない事実です。

パルボウイルスが体に入り、白血球が頑張って戦って、パルボを克服したものの、免疫力ががた落ちしたところで、コロナウイルスが暴走を始め、なんとか体の免疫力で耐え抜いた子は生還出来たけれど、負けてしまったのがいちろう・もこもこ・むくむくで、死因はFIP、ということだったのではないかというのが、主治医と私達の見解です。



現在子猫室には13匹の子猫達が暮しています。
皆、食欲旺盛で、元気一杯です。
本当に強運な13匹です。
毎日の掃除の際、それぞれのケージから出していますが、大騒ぎです。
そんな様子を動画でどうぞ𕿀




今回のパルボ騒動で、決まっていたご縁が白紙になったケースもいくつかありますが、この連休には、ふわふわ&むぎの仲良し二匹と、ディマンスィ&サムディのお転婆姉妹を、それぞれ案じて待っていて下さったご家族の元へ送り届ける事ができます。

真菌が治っていないうるん改め福は、もう少し先のお引っ越し予定です。


今週末には一回目の遺伝子検査を実施し、陰性を確認出来た子猫は、子猫室から出して、陽性組と陰性組に分けていこうと考えています。
今迄の経験上、早い子は数週間のウイルス排出で陰性になり、長い子は4ヶ月位掛かります。

さっち・つっちー・ごろまる・さぶろう・ろくろう・こま・くりん・くらんの8匹は、陰性になったのを確認して順次ご縁探しを始めるつもりです。

が、やはり沢山の方が集まるお見合い会と授業参観は、このまま暫く休止とさせて頂きたく思います。

全ての園児の陰性が確認出来たら、仲間と共に施設内の最終消毒を済ませて、その後晴れて活動凍結解除。
その暁には、強運な園児達に会いに来てやって下さいね!


そして最後に、
身罷った、まりまり・じろう・ぱっつん・みけりーな・もこもこ・いちろう・しいこ・むくむくの御霊が安らかでありますように
合掌。
posted by いよだとばん&むう at 20:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする