昨年からずうっと体調整えるべく頑張っていたうるん。
パルボを乗り切り、Tご夫妻が卒園を心待ちにして下さっていましたが、どうやらFIP発症の模様。
残念でなりません。
ついこの間の検査で、HCTがやっと正常値になって、ステロイドを減らし始めたところだったのですが、二週間経過後の数値はまたHCTが減少してしまいました。
もう一度、ステロイドの量を調整していた矢先の先週土曜日午後、歩いたり走ったりする際、後ろ足がもつれて倒れるFIP初期に良くある神経症状が出ました。
おしっこもちょろちょろとおもらしする事が解り、これはもう間違いなくFIPドライの症状だろうと覚悟を決めて、Tご夫妻にメール。
長い間待って頂いたけれど、譲渡出来る状態ではない為、お話し白紙に戻して頂きたい旨のお詫びと共に、出来ればまだ元気なうちに、一度会ってやって欲しいとお願いしました。
ご夫妻は日曜日に揃って駆けつけて下さって…
本当に悲しい思いをさせて申し訳ありませんでした。
この日からうるんは猫の幼稚園の子になりました。
ひぃちゃんの妹分です。
FIPは発症してしまうと非常に進行が早い事がありますが、うるんの神経症状は日に日に進み、昨日からはもう自力でおしっこすることができなくなっています。
それまではちょろちょろとお漏らししていたんですが、それもなく、逆に日に三度程、膀胱を押して排尿させる必要がでてきました。
後ろ足の麻痺も進み、どんどん行動範囲が狭くなっています。
ただ、うるんはすこぶるご機嫌で、なんでこんなに動きにくいんだろうって不思議に思っている模様。
徐々に減ってはいるものの、まだまだ食欲旺盛で、おもちゃにも良く反応します。
昨日今日と、卒園生の虎雪&龍太郎君が里帰りしていました。
実は龍ちゃんもFIP発症しており、只今闘病中で、一緒のケージに入ってお互い意気投合しています。
このケージの上のベッドには、虎雪ちゃんが陣取って、弟分をずうっと見守っています。
FIPの闘病は先の光が見えないから、なかなか辛いものがあるのですが、願うのはうるんも龍ちゃんも、毎日が穏やかで温かなものでありますようにということ。
出来るだけ、美味しいや楽しいが長く続く様、お世話します。
見守っていてやって下さいね。