私がこの活動を始めた頃は、多頭飼育崩壊はとても衝撃的で、それこそあちこちのベテランボランティアが一斉に動いた様な感じだったけど、近頃ではあちらでもこちらでも、多頭飼育崩壊現場の話を聞きます。
今日、とあるセンターから預かって来た2匹と5匹、合計7匹の猫達も、やはり多頭飼育していた飼い主自ら、センターに持ち込んだそう。
前にもお伝えしたけれど、愛護センター側は飼い主の持ち込みであれば、所有者不明猫のようにHPで告示して飼い主探しをする義務も無く、即日処分したって構わない訳ですが…
猫の幼稚園が関わっているセンター職員さん達は、いつもなんとかして生き残れる道を模索してくれます。
正直、大人猫は21匹で皆で決めた定員の倍になってるし、子猫室にも子猫達が溢れている状態だけど、なんとかなるさ、なんとかするさ〜と迎えに行ってきました。
野良猫生活なんかしたことないんだろうなあ、どの子も。
みんな甘えてきますよ、初対面の私に。
ぐいぐい来る子も、遠慮がちに甘えても良い?って顔し乍ら来る子も、どの子もとても愛おしいです。
体も綺麗だし、べん達の昨年のケースや、もみじかえで達の今年のケースとは又違った状況なんだろうと思われます。
べん達の場合は、もう感情がなくなって、物事に無関心になってた子もいましたからね。
幸い、今は幸せ家猫生活満喫して、ちょう甘えた坊主になってるそうです。
きじ♂体重1kgと白きじ♂600g
同腹兄弟なのかなあ?随分大きさ違うけど、たまに体調崩して兄弟に遅れを取る子もいるからかなあ。
きじ君は大声で鳴いて撫でて!って要求します。
白きじ君はそんな様子を見て、僕も良いですか?って遠慮し乍ら甘えてきます。
もう一組の5匹は白黒モノトーン一族。
まずは男子組
体重1kg〜1.5kg。
隙あらばケージから出て遊びたいと狙ってます。
女の子組は個性的な模様がチャームポイント。
体重1.5kg〜1.6kg。
上の段にいる子の方が人間大好き、熱烈大歓迎!
下の子はちょっとクールなはにかみ屋さんって感じです。
暫く隔離室で過ごして、いつも通りパルボウイルス遺伝子検査を実施、陰性確認後、ワクチン接種して子猫室に移動します。
どの子にも、終生慈しんで下さるご家族との出会いがありますように。
多頭飼育崩壊、もうこれ以上どの地域でも起きないで欲しい。
そしてこれは私達ボランティアも肝に銘じておかないとね!
なのでこの夏、譲渡率をあげる為にちょっと実験的な試みも企画しています。
詳しくはまた後日。
posted by いよだとばん&むう at 23:59|
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