2017年09月04日

レンタル酸素室設置

9日からの授業参観お見合い会再開に向けて、張り切って隔離室を消毒清掃し、心地良く眠りにつこうとした昨夜、カシューの呼吸が荒い事に気づきました。

カシューって名前にピンと来ない方もいらっしゃるでしょうね。
今年4月にブレイクした豆兄妹カシュー・ナッツ・ピスタ・チオ4匹の中の一匹です。

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直ぐにご縁が決まり、三匹一緒に迎えて頂いたものの、一月程してお子さんにアレルギーが出てしまい、三匹とも出戻ってきました。
再入園再募集の際には、りく・かい・くうという里親さんに付けて貰った名前で呼んでいたので、ブログではりくという名前の方が通っているかと思います。

ここで正式に、乳母役で育ててくれたさつきさんが付けてくれた仮名カシューに戻しますね。

さて、このカシュー君、大変可愛くて人懐こく、何度かお声がかかるんですが、何故か決定しなかったんです。
出戻って来た時にはこの子だけ風邪引いて、再募集が遅れたのも一因だし、そうこうしている間に、子猫シーズンが始まってしまい、より小さな子達にお声がかかる様になったのも一因だし。
お声掛かっても乳母役さつきさんがうんと言えないお話しだったりしたのも一因。

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こんなおとぼけっぷりも一因だったりして(笑)


風邪が長引いてることもあり、なんとなく体調面に不安があるし、去勢はしっかり時期みて慎重になんて考えていましたから、まあ、焦らずゆっくり、と思ってましたが、どうやらそれは天の采配だったのかもしれません。


食欲旺盛だしパルボの嵐も難なく乗り切ったし、ほっと安心した矢先のことでした。
呼吸が荒い原因を考えると、嫌な予感しかしませんが、そんな予感程的中してしまいますね。

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朝通院してX線撮影して貰うと、胸水が貯留していました。

心筋症等で胸水が出る事はありますが、カシューの心音は綺麗で心臓に問題があるとは思えない。
となると、FIPを疑うしかない。
腹水は抜かない方が良い場合が多いけれど、肺を圧迫して呼吸が苦しくなるから、胸水は速やかに抜いた方がいい、というセオリー通り抜いて貰いました。

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100cc程の量で、FIP特有の黄色く濁って粘度の高い胸水ではなく、色味は黄色いけどあまり粘度が高く無かったので、顕微鏡でも診て貰いました。
もしかしてなんらかの細菌感染なのかと淡い期待を持って。
でも白血球赤血球は見られるけれど、細菌は見当たらないとのこと。

やはりFIPと考えるのが妥当だと思い、胸水を外部検査に出して貰いました。

病院から戻る間に、今後また胸水が貯留する事を考えて、酸素室セットをレンタル。

夕方には設置しにきてくれて、助かりました。

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これでカシューの闘病生活は万全です。


まだFIPと決まった訳ではないけれど、今迄1000匹以上の猫さんと暮して来て、この病には何度となく遭遇してきたし、疑わざるおえないのは事実。

残り時間がおにおんの様にとても短いかもしれませんが、幸い食欲もあり、胸水抜いたのでまだ酸素室から出て過ごす事も出来ていますし、前向きに闘病生活頑張ってみます。
まあ、私自身の本音で言うと、心労でストレス太りしそうだし、白髪増えそうだし、なんでやねん!って天に向かって叫びたい気持ちもありますが、何しろ一番大変なのは命掛かってるカシューですから、しっかり支えないとね。

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人が大好きなカシューなので、出来る限り授業参観に参加したいだろうなと思うんです。
なので皆さん、ぜひ授業参観でカシューに会ってやって下さいね。
賢い子なので、褒められるととても良い顔します。
闘病頑張るカシューを一杯褒めてあげて下さいね。
どうぞ応援宜しくお願い致します。
posted by いよだとばん&むう at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする