先日からFIP闘病していたカシュー、本日午後身罷りました。
猫の幼稚園では、いつも出来る限り前向きな闘病看護をしているのですが、今回ばかりは自然に逝くにはカシューの負担が重すぎると判断し、病院にお願いし薬を使って、最後の瞬間を迎えました。
心配していた胸水は、最初に100cc、5日後に50cc抜いたけど、その後余り貯留することなく済んで、酸素室を使わずに済む時間が大幅に増えました。
平日、カシューに会いに来て下さるお客様に抱っこして貰い、週末もお気に入りの椅子に横になって、授業参観に参加出来ました。
でももう日曜午後にはちゅーるさえ食べられなくなったし、夜には苦しいのか怒った様な鳴き声を出し乍ら、何度も何度も体勢変えて、まどろむ事さえ出来ない様な状態でした。
正直そのまま朝を迎えるとは思えなかったのに、きっと心臓や他の体の機能は丈夫だったから、逝くに逝けない状態になってしまったんだと思います。
この状態になると、場合によっては水さえ飲めずに一週間も過ごしてしまう事があるし、事実昨夜からはもう寝返り打つ事さえできなくなったカシューを見ていると、このまま数日生き存えるのは、カシューにととって辛いだけの状態だと判断しました。
病院につくと、たまたまひろみちゃんがいてくれて、一緒に最後立ち会ってくれました。
乳飲み子だったカシュー達兄妹を乳母として育ててくれたさつきさんは、今日は所用で立ち会えないけど、気持ちは側に居てくれたし、カシューも寂しく無かったと思います。
病院の皆さんには嫌なお仕事頼んでしまったので、それだけが心苦しかったのですが、温かく対応頂き感謝しています、ありがとうございました。
生あるものが死を迎えるのはとても自然で平等な事だと判っていても、まだ生後数ヶ月の命を思うと哀しくてなりませんが、でもカシューはその短い時間に本当に沢山の方に可愛がって頂きました。
この場をお借りして心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
願わくばカシューの御霊が安らかでありますように、合掌。