
滝で有名な箕面公園で保護されたつぼっち。
みのお地域猫さんが一斉TNRした際に、I動物病院さんから「看取るつもりで入園させて」と言わしめた程、衰弱が激しかった白茶猫。

驚く程の性格良しで、人も猫も大好き。

お風呂は流石に不安げな表情でしたけど、それでもいい子でしたっけ。

入園後体調が安定してくると、一躍人気者になり、ご縁も頂きかけたけど、やっぱり体調が不安定でお話し辞退。

猫の幼稚園のリノベーション工事を機に、保護主ひろみちゃんちに移動して、同じくひろみちゃん保護の茶虎猫ポチと意気投合。

二匹仲良く保護猫生活を満喫しておりました。

定期的に通院し、診察台でもごろんごろんと愛想良し。
このまま安定してくれるなら、ご縁募集も夢じゃなかったんだけど、やっぱり滝壷公園時代の暮らしはかなり過酷だったようで、身体はぼろぼろでした。
年明けから食欲無くなり、三日間はお水も飲めない状態で入院生活。
うちの子宣言頂き、晴れてひろみちゃんちの愛猫さんになるも、13日土曜日早朝、身罷りました。
本当に性格のいい子でした。
私達と一緒に、つぼっちを慈しんで下さった皆さんに、御礼申し上げます。
ありがとうございました。
それにしても、一体どんな経緯であんな過酷な場所で過ごしていたのか…
入園当初、つぼっちの検便をして貰った時に、主治医から「見た事のない細菌がいます!」と言われました。
箕面の滝の水を常用していたからなんじゃないかと思います。
あの山にはいろんな野生動物が生息していますからね。
観光客も多いけど、大抵は、「あ、猫がいる、可愛いね〜」で終わって、御飯をくれる訳でも保護してくれる訳でもなかったから、みのお地域猫さんが動いてくれていなかったら、他の仲間達と相前後して、ひっそりと山で命を落としていた事でしょう。
この数年間、ひろみちゃんの元で、仲良しのぽちと過ごした時間が、つぼっちにはきっととても幸せなものだったとろうと思います。
願わくば、こんな辛い外暮らしをする猫さんがいなくなります様に。
そしてつぼっちの御霊が安らかであります様に
合掌。
一人残されたぽちは、不安になって始終大声で鳴きまくり、根負けしたひろみちゃんが日曜日、これまた名物園児のろっじをスカウトして連れて帰りました。
ぽちと仲良く出来ると良いなあ〜!