本日、月曜に検体を採取し検査機関に提出していた二匹の子猫のパルボ陰性結果がでました。
一匹は、子猫室で過ごしていて、先週木曜辺りから食欲不振と下痢症状がでていたももえ
もう一匹は、パルボ発症子猫と同じセンターから、同じ日に入園した子猫で、同じ隔離室内の違うケージで過ごしていた子猫のいず。
のいずは発症子猫だっこと同じ20日に検体採取、遺伝子検査で陰性を確認しておりましたが、同室で過ごすだっこのパルボ陽生・発症を受けて再検査したものです。
この二匹がどちらも陰性であったという事で、今回のパルボはだっこ以外への二次感染は免れたものと考えられます。
ももえはたまたま胃腸風邪で、のいずはたまたま軟便になった、ということでしょう。
これでやっと、一息つけます。

食も体も細く、覇気がなくなっていたももえも、昨日からやっと自食するようになり体重も増加。
先程子猫室に戻り、元気に他のおチビさん達と遊び始めました。

月曜に一度だけ軟便だったのいずは、その後は体調不良もなくぐんぐん体重が増えています。
先程隔離室から出て、オフィスケージに移動。
この週末、念の為バイオトロールでシャンプーして、子猫室へ移動させます。
残るは発症した子猫だっこですが、幸い非常に軽い症状で済んでいて、命の危険はない模様。

どうやらウイルスは小腸や大腸ではなく、直腸を攻撃したようで、その為酷い脱肛、というより脱腸になっています。
ただ、外科的手術が必要な脱腸ではなく、パルボウイルスの所為で直腸が炎症を起こしひどく腫れ上がり、結果脱腸したようで、急ぎ肛門の一部を縫合して貰い、抗生剤を服用したことで炎症も治まってきたのか、脱腸も現状維持出来ています。
この辺りの詳しい報告はまた後日。
最後に皆様にお願いがございます。
現在医療費が嵩み、赤字必須の状況です。
今日の陰性結果を受けて一安心できたと言っても、これからまだだっこの治療が続いたり、数回の遺伝子検査を実施したりと、いつもにまして医療費が掛かります。
毎年この時期は、新入生達の初期ケアで医療費がかかって、授業参観会費と里親様達にご負担頂くワクチン代検査代で自転車操業だったり赤字だったりが常なのですが、こうしてパルボ対策の為に授業参観がお休みになり、お見合い会が中止となると譲渡も進まず、経費ばかりが掛かってしまい赤字が増えていきます。
いつも応援戴いている皆様に心苦しいお願いですが、医療費運営費のご支援賜れれば光栄です。
また園児達の主食は確保しておりますが、ウェットフードの在庫が少なくなっている為、おうちの猫さんの口に合わず、残っている缶詰などございましたらお譲り戴けるととても有難いです。
いつもお願いばかりで申し訳有りませんが、お力添えの程、何卒よろしくお願い申し上げます。