2018年も残りわずかとなりました。
感謝を込めてこの記事をしたためます。
今年も沢山の皆様にお力添え頂きました。
本当にありがとうございます。
2年続いてパルボに遭遇してしまった年でした。
隔離室で隔離期間中だっただっこの発症は、想定内といいますか、隔離期間内にはあって当然と考えていたことですから対応に迷いはありませんでした。
ですが、だっこのウイルス排出を遺伝子検査で確認した後に入園したくまが、ワクチン接種後二週間以上経っていたにも関わらず、新たにパルボに罹患し発症、助けることができなかったことが、とても悔やまれます。
ワクチンブレイクをどう防げばいいのか、正直なところ園での実現可能な対応策は見つかっていません。
幸い、くまと同じ条件の妹猫のまこが、軽く発症したようですが命を取り留め、無事ご縁を戴いて、今ではお姫様猫さんとして幸せ家猫生活を満喫していることが救いです。
どうか、くま君の分まで幸せにと願います。
パルボに並んで遭遇したくない病がFIPですが、この一年、園児達の腸内環境改善の為にフィカリス菌を毎日の食生活に取り入れています。
その成果だと嬉しいのですが、FIP発症率が下がっていて、いぶきが発症したのみでした。
以前にも記事にしてご紹介したように、猫達の腸内環境にはこのフィカリス菌がとてもいい働きをするそうです。
お手軽なものなら市販されているビオフェルミンSが有名ですし、近頃では卒園生を送り届けた際にも、出来るなら続けて欲しいとお願いしております。
在園生も卒園生も、そしてどの猫さんも、皆健康に幸せに長生きして欲しいと切に願います。
とはいえ、どうにも太刀打ちできない病や寿命はあるもので、センターからやってきたばかりの小さなキジ君と、はるかちゃんが保護した白キジぐるとを看取りました。
ぐるとは何度か低空飛行ながらも持ち直してくれていたので、今度も大丈夫と思いながら投薬看護を続けていたけれど、最後はあっけないほどあっさり身罷って…
その後に続くパルボ発症で、かなり精神的なダメージを受けてしまいましたが、いつもいつも応援してくださる皆様のおかげで、そして日々変わらず助けてくれる仲間達のお蔭で、こうして無事再会し活動を継続することができております。
本当に心から感謝致します、ありがとうございます。
今気がかりなのは、私の元で暮らしているみさおの体調と、さつきさんの元で長い間お世話頂いている三毛猫ぴぃのこと。
みさおは幸い、小康状態を取り戻しましたが、慢性中耳炎は治らず、骨の石灰化も進んでいます。
ぴぃちゃんは、6月に骨盤の手術を実施して、数ヶ月間いい感じで排便できていたのですが、今月に入ってからまた非常に排便コントロールが難しくなっていて、さつきさんが数日おきに通院し、摘便の処置をしてくれています。
まだ巨大結腸症という訳ではないようなのですが、新たに外科手術を実施した方がいいのかどうか、さつきさんが一生懸命ぴぃちゃんのことを想って調べてくれています。
どうか、いい方法が見つかって、穏やかに日々過ごせますように。
2018年最後の日に、
看取った園児達の御霊が
安らかでありますようにと祈りつつ、
ご支援下さった多くの皆さんと、
沢山の猫達を守ろうと頑張ってくれた
保護主さん・センターの職員さん達、
休みを返上して手伝ってくれる仲間達、
保護猫さんを幸せな家猫さんにして下さったご家族に
心からの感謝を捧げます。
本当にありがとうございました。
どうぞ皆様良いお年をお迎え下さい。