2019年07月25日

やっぱりMRI案件かな その2

今夜は天神祭、新大阪の猫の幼稚園からも、遠くビルの谷間にちょっとだけ花火が見えますよ〜

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やっぱりMRI案件かな その1 続き

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実はみちこもMRIとCTでの検査を考えています。

愛知県で保護されて、保護主さん達にお願いしてスカウト、はるばる大阪に来て貰ったみちこ。
うちに来てから度々てんかん発作を起こしています。

てんかん発作は脳障害の一種、
脳から体の各所へ伝達する信号が、一部ショートして暴走してしまう感じと考えると分かりやすいかな。

なぜ脳の電気信号がショートしてしまうのかっていう根本原因は色々あるようです。

保護される以前の状況がかなり悲惨だったようだし、目が見えない状態で頭を打ったとか、
もしかするともっともっと以前の、胎児の頃のなにかが原因かもしれないし…
猫風邪で失明しているみちこの場合は、残っている目の神経がなんらかの原因の可能性も捨てきれない。

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抗てんかん薬を服用し始めてしばらく経つのに、先日日に4度もてんかん発作を起こしたので、通院して主治医と相談。
みちこ、小柄だと思ってたのに、急に体重増えていて3kg目前になってました。
どうやら薬の量が不足していた模様で、早速量を増やしています。

大阪は今日梅雨明けしたのも嬉しい知らせ。
低気圧って、体調崩しやすいんです。
今までも発作を起こす園児をたくさんみてきたけど、低気圧の影響受けてるケースが多かったから、高気圧がんばれ!って願ってしまいます(笑)

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8月に入ったら血液検査で薬の血中濃度を確認し、投薬量を調整し、ついでMRIとCT検査を実施する段取りです。

てんかんそのものに対する治療は、完治を目指すのではなく、投薬して発作の回数を減らして、日々の生活の質を向上させるもの。
発作の頻度が数ヶ月から半年に一回になればいいと考えるものだそうです。
でももしかすると、MRIとCT検査によって、発作の原因になるものが判るかもしれないという望みを持って、前向きに考えています。

愛知県の保護主さん達とはずっとこまめに連絡取っていて、先日はMRIとCT検査の費用を寄付して頂きました。
石狩挽歌さん、ありがとうございます。

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今、具体的にどこの病院で検査をするか主治医と相談中。
流石に大阪という都会なので、こういった高度な検査ができる病院はいくつも選択肢がありますが、画像を解析して診断する技術力が高い獣医師さんがいないと意味がないことと、具体的な治療をする段では主治医と連携が取りやすいこともとても重要だし。

くろの馬尾症候群と合わせてよくよく検討して、最善の方法を模索します。
元気な子猫達や、ご縁募集にやる気のない大人猫達同様、病と闘うくろとみちこを見守っていてやって下さいね。


posted by いよだとばん&むう at 20:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

やっぱりMRI案件かな その1

久しぶりに記事書いたら長いわ〜〜ってことで、二回に分けますね〜


新幹線5から、いち早くトライアルに出ていたひかりがトライアル中止で戻ってきて、入れ違いのようにつばさが明後日土曜日夜からトライアル。
明日はJR7からだてとはくがトライアルに出発。

なので週末子猫室では、ひかり・さくら・うの・しお・はまの5匹と、中猫で子猫たちのお姉さん役みちこが皆様のお出でをお待ちしております♪


さて、子猫たちはとっても元気でして、元気すぎて子猫室の散らかり方が半端ない(笑)
今朝は久々にやられましたよ、ティッシュ祭り。

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勘弁してくれ〜

まあこんな出来事は、闘病看護が続いている日常の中では、ある意味一服の清涼剤。
大いに笑かして貰いました(笑わなやってられへんとも言う)


先月末から馬尾症候群を発症したくろ、
相変わらずしっぽは動かず。
排便は数日おきに出来るけど、排尿は全くだめ。

なので毎日一回、尿道にカテーテル入れて導尿しています。
毎日のことなので、くろと息も合ってきて、短時間で導尿できるようになって、これなら楽勝!なんて思っていたら…

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先週金曜夜からいきなりすごい量の血尿で、膀胱炎発症。
土曜は朝から通院。
カテーテル導尿続けていると、どうしても膀胱炎になると主治医にも言われたんですが、それがもう酷く重症の膀胱炎で。

食事は自分で食べず、退院サポートを強制給餌。
それでも量は少なめでその分回数を多めに。
自宅で皮下輸液も続けて、お薬も変えて。

週末ぐったりで出血止まらず、特に月曜は覇気もなく足腰ふらふら。

ただ一点、嬉しいことに自分でトイレにいって腰を落として排尿するようになりました。
それまでは腰が痛いのか、排便の際も腰を落とすポーズができずにいたんですが、膀胱炎で尿意が強いのが功を奏したのか、とにかく自力排尿。

でもトイレから出ると疲労困憊といった風で倒れこむくろ。
心配になって火曜日に半日入院して静脈から点滴して貰う予約を入れました。

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幸い火曜朝には若干上向いて、膀胱炎発症してから初めて爪研ぎ!
表情もなんか久しぶりにきりっとしてるし!

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予定通り通院して点滴入れて膀胱洗浄もして貰って、これで出血も落ち着くかと思ったら…

またおしっこしなくなった…

カテーテルで導尿するとまた出血してる様子。
主治医と相談し、今日も通院して膀胱洗浄して貰いました。

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丁度土曜日に外部検査に出していた結果が出て、耐性菌が二種出ていることが判ったので今日からお薬追加。

幸いくろの元気が戻ってきているのが救いです。
まだ自食はしてくれないからシリンジ給餌だけど、量はかなり増えています。

主治医の緒方先生は、耐性菌が出ている難治性の膀胱炎は、管理がかなり大変だと心配されていて、大元の症状である馬尾症候群そのものを外科手術でなんとかできないかと考え、MRIでの検査を視野に入れようかと相談中です。


その2に続きます


posted by いよだとばん&むう at 20:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする