先日預かった赤ちゃん猫さん二匹。
どうやらどちらも男の子の様です。
発見されたのは4月17日の事。
ある職場の物置に、母猫が産んだ仔を移動させてて気付かず物置のドア閉めちゃって。。。お腹空かせた赤ちゃん猫が鳴いて事が発覚
保健所に~の声も出る中、保護主さんが助けたい一心で連れて帰ったけれど、日中お仕事してる一人暮しの方で、途方に暮れてメール下さったのです。
最初から他力本願のメールには正直辟易するけれど、それとは違って彼女は今現在出来る事を一生懸命にしてくれてるって感じました。
なんだかそのメールを突き放せませんでした。
すぐに保護主さんと電話で話して預かる事に。勿論猫の幼稚園でのリスクは承知の上での事です。
でも「うちにいても授乳時間が少ないので危険は同じ」と託してくれる事になったのです。
とはいえ、保護されて間なしの子を猫の幼稚園にすぐ受け入れる訳にはいかない!
せめて一週間の隔離が絶対条件です。 もう昨年のような思いはしたくないですからね。
他の仔を守る為にもここはしっかり新ルールを守ろう。ということで。。。
母にヘルプ要請しました
たまたま保護主さんは私の地元で中学の後輩らしいのです。
母は何度か引っ越ししたものの、やはりまだ地元にいるので先ず数日面倒見て貰える様に頼みこんだんです。
最初腰引けてた母ですが(^^;そこは元来の猫好きです。一週間だけの殺し文句にあえなく陥落(笑)
で、その日は健ちゃんのお見舞いと、エムちゃん不調の為急遽通院とがあってばたばたして、赤ちゃん猫さんの所に到着したのはもう日付変わるまであと15分って時間でした
始めての訪問では非常識な時間ですが、先方も猫の様子見乍ら待ってて下さってました。
でもその間に一匹亡くなってしまったそうです。。。
やはり母猫さんと丸二日離れていたのは厳しかったのでしょう。
私も一目見て、これは難しいなと感じました。
小さい! ほんまに小さいです。
写真はペットボトル湯たんぽの周りで固まる4匹。
それぞれ105g、110g、130g、135gの赤ちゃん猫。
亡くなった仔は保護主さんがご自身でお庭に埋めて下さるそう。
一緒に埋葬しましょうかというと、そこ迄ご迷惑はって。。。とても真面目な優しい方の様。 医療費にと寄付も戴きました。ありがとうございます。
母の所に到着して遅い晩ご飯作って貰い乍ら、赤ちゃん達に授乳してみました。
あんまり芳しくない。
一番大きい子は血混じりのうんち。。。(;_;)
一番元気なのに。
お尻とんとんすると、皆盛大におしっこして、その後少しはミルクを飲んでくれてるけど。。。
これは連れて帰った方がいいかなあ、母には荷が重いかなあと悩んでいると、
『園児の事思ってココに連れてきたんやったらそうしとき。人間が出来るだけの事しても、この仔達がミルク飲んで育つかどうかはこの仔達の生命力次第。ここで看取る事になっても私はかまへんから。』って言ってくれた母。
それでその侭預けました。
4匹は一晩頑張って、お昼過ぎ二匹の仔が力尽き亡くなったと知らせを貰いました。
亡くなった仔はペットシーツにくるんで隔離してもらい、一旦猫箱を消毒して綺麗にしてくれる様頼み、時間見つけて迎えに行き、先日ともこちゃん&すっがん君と一緒に埋葬してきました。
あんまりに小さいので焼いてしまうと骨も残らないと思います。
今迄看取った小さい仔はそうしてきたっけ。
全ての仔をキチンと供養してやる予算は流石にないのです。 ごめんね。
その後は順調に母の元で成長するあかんちゃん猫2匹。
週明けの23日迄の約束だったけれど、母は体調も良くもう少し預かってくれるとの事
あくび猫さんと裕プニさんから有り難いお申し出も戴いていたけれど、ココはもう少し母に甘えてみる事にしました。
そして29日の今日、一旦二匹を預かってきました。
こんなだったのが
こんなのに成長しました
4/19の体重105g。4/29の体重140g。
こちらは目も開かずぶちゃいく(笑)なお顔でしたが
こ~んなに可愛くなりました
4/19の体重135g。4/29の体重200g。
かなり猫さんらしくなってきましたね~
でも、赤ちゃん猫には尽きっきりにならなくてはいけないし、高齢の母のこと故一寸息抜きしてもらわなくては、ね
丁度明日は来客が沢山ですし、皆にお披露目させて頂きましょう。
2晩うちで過ごして又暫く母の元に戻り、その後ワクチン接種出来る頃を見計らって入園の予定です。
早速様子を見にきてくれた、mamoさんとともこちゃん&すっがん君に、ちゃっかりミルク飲ませて貰ってます
ラッキーにも生き延びる事ができた二匹が、このまま健やかに成長し、運命の家族と早く巡り会えます様に。
正式入園&募集迄もう少し時間掛かるけれど、皆さん他の園児同様応援宜しく~
2007年04月29日
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