2007年09月27日

永遠と書いてとわ

今日はかえでちゃんの目の切開と、とわ君のエコー検診の予定でした。
でも病院出発直前、心臓発作を起こし、急いで病院に走って治療を試みて貰いましたが、介なく旅立ってしまいました。

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とわ君はネズミ捕りに掛かった子猫です。
丁度せいなん君と近い月齢で、でも体重は300g。
その後もなかなか大きくならず、み~ちゃんのお乳禁止でご飯を食べる様になって、やっと体重が増え始めた子猫。
それでも次々入園する子猫達の中で、一際小さい猫さんでした。

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一時増えた体重は9月に入って又減り始め、診察で心臓病の疑いがでて投薬治療。
今日エコー検診して今後の事を詳しく決定する事になっていました。

一時期もふ君が肺動脈狭さくの疑い有りと言われていたけれど、二度目の検診で「ハンディなし!家猫さんとして申し分無くやっていける」と、里親探しにも太鼓判を押して貰っていますし、とわ君も身体が小さい乍らも軽度の症状ならお家探しを、重度の症状なら猫の幼稚園でのんびり暮らして貰おうと相談していたんです。

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とわ君はおねだり上手な猫さんでした。
私の食べているものに何でも興味を持ち、テーブル近くにやって来て可愛く鳴いて催促します。
決してテーブルのものを奪ったりなんてことはなく、あくまでも可愛くおねだりです𕾓

他の猫さんとも仲良しで、特にみ~ちゃんの事は実の母の様に慕っていて、事あるごとにお乳を貰っていました。
人懐こいこで、猫の幼稚園を訪れる皆さんに可愛がって頂きました。

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𕾘朝、病院に一緒に行く為に来訪してくれたとんちゃんが、寝坊してまだ寝ぼけ眼の私より早く、とわ君の異変に気付いてくれました。
ぐったりと息が荒くなっているとわ君。
でも瞳孔は開いてない、まだ間に合う、まだこの子は闘病らしいことなにもしてない、諦めるには早すぎる!と大急ぎで病院に向かいました。
道中脈が弱くなり覚悟を決めていましたが、病院につくととわ君もうひと頑張りする気になったのか、心拍が戻り、これなら治療出来る!と一縷の望みにかけました。

でも、血管拡張の処置等の後、点滴を入れようとしても入らないんです。
多発性血栓症。
血管の中に点滴の針は入っているのに、液は殆ど流れていきません。
血管に挿した針の先に着いた血液は、すぐ固まってしまいます。
前脚に処置した後後ろ足にも準備して頂きましたが、結果は同じ。
とわ君の心臓ももう限界の様でした。

「ありがとうございました、もうこれ以上は…」と言った途端堪えていたものがこみ上げてきました。
とわ君が逝ってしまったのはその直ぐ後。
まるで私が納得するのを見届ける様に頑張ってくれたとわ君でした。



とても短い猫生だったけれど、美味しいものを一杯食べて、皆に抱っこして貰って、猫同士楽しく遊び、きっと満喫出来ただろうと思います。
ネズミ捕りに掛かって猫の幼稚園にこなければ、お外暮しであっという間に命を落としていただろうと容易に想像出来ます。
猫の幼稚園での4ヶ月は、とわ君にとって楽しいものであったと信じています。

今は、他の子と同じ様に、お花と美味しいものに囲まれて、ベランダに安置されています。
明日午後、お別れしてきます。
すおう君の様な立派なお葬式ではないけれど、猫の幼稚園の子としてお別れしてきます。

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猫の幼稚園のコミュのトップ画像は、帽子とスモッグ姿のとわ君です。
願わくば、特別なお家の子として生を全う出来る猫さんがもっと増えます様に…
ここ迄しかしてあげることが出来なくて申し訳ないけれど、他の元気な猫さん達が幸せな家猫さんになれる様これからも頑張るからね、とわ。

すおう君の時と同じ理由から、お花等の優しいお気持ちは、そのお気持ちだけを頂戴させて頂きたいと思います。どうぞご理解宜しくお願い致します。

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posted by いよだとばん&むう at 23:58| Comment(11) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とわくんが幸せだったと思います。
写真ににじみ出てますもの。

私も昔路上でかなり衰弱した子猫を拾って、家で飼う決心をしたことがあるのですが、その子は翌日息を引き取りました。
「数時間前まであたたかかったのに!」と事実をなかな受け入れられず、ぼろぼろ泣き、仕事仲間が見かねて近所の公園に埋葬してくれました。
たった1日でしたが、「チャミ」という名前もつけ、一人暮らしの私に「ひとり+いっぴき」暮らしを味あわせてくれました。

その子の名前を頂いて、今の先住猫に「チャチャ」と名づけました。
みんなで見送ってあげれただけでも、チャミは幸せだったんだと、いつも自分に言い聞かせています。
Posted by チャチャ at 2007年10月03日 01:14
いよださん、お疲れのところ、とわちゃんの詳しいご報告ありがとうございます。
ずっとちっちゃいままだったけど、幼稚園で沢山の人に可愛がられて、幸せだったと思います。
もしも、いよださん達に保護されずにネバネバの身体のままだったら、お外に沢山いる子達と同じように、人知れずひっそりと逝ってしまっていたことでしょう。

とわちゃんのご冥福を心からお祈りします。
いよださん、とんさん、どうぞお疲れが出ませんように。
Posted by おてちゃん at 2007年09月30日 20:09
いよださん、お疲れ様です。

とわっちのご冥福を心よりお祈りいたします。

とわっち 大好きだよ~ん
Posted by さくら at 2007年09月29日 03:03
いよだ様
今朝から涙で言葉もありません。
いよださん・とんさんの愛情でとわ君は幸せでしたね。
私もとわ君が大好きだったので残念だけれど、沢山の人に可愛がって頂けて良かった。

私たち、沢山のネコを見送ってきたけれど、どの子もとても可愛いです。
こちらもこの夏、静かに姿を消していった子が何匹もいます。
つらいけれど、こんな子が少しでも少なくなるように「捨て猫を許さない」運動を頑張ろうと思っています。
Posted by しんちゃん at 2007年09月28日 22:21
とわくんのご冥福をお祈りします。

常に思うのですが、一匹でひっそり死んでしまうより、みんなに見守られて、きっと短い猫生でしたが、幸せだったんでしょうね、、

園長先生もお気を落とさないよう、お体にはご自愛ください。
Posted by とろろねこ at 2007年09月28日 16:01
とわくん、安らかに眠ってくださいね。
今度は丈夫な体もらってくるんだよ!

いよださん、哀しいお別れが続いてお辛いですね。
どうかご自分の体調も崩されないよう、お気をつけ下さいね。
Posted by はなうたにゃん太 at 2007年09月28日 14:57
突然の事で…。まだ小さくてこれから先に幸せがたくさあるだろうとわくんだけにとても残念で悲しいです。お世話されていた皆様の愛情を感じながら旅立ったのでしょうね。心からご冥福をお祈り申し上げます。
Posted by 猛夫ママ at 2007年09月28日 12:22
お見合いの時も、里帰りの時も可愛らしい仕草で幼稚園にいた、とわ君


生後数週間のキジネコさんを保護していた時、やはり鼠捕りにつかまって、サラダ油と小麦粉で必死にネバネバを取ったことがありました
なので、とわ君にはとても親近感を持っていました
あの、とわ君が…。
突然のことで言葉が出てきません…。
心からとわ君の御冥福をお祈りしています
Posted by るる at 2007年09月28日 12:00
永遠君、会えて、抱っこできて嬉しかったです。
泊まらせていただいた時、目を開けたら布団の端っこに永遠君が寝ていてとっても幸せでした。
今度は元気な身体になって帰ってきてね。
Posted by hayaka at 2007年09月28日 10:18
突然の事に驚いています。

きっと幼稚園での4ヵ月はとわ君にとっては楽しく幸せな時間だったと思います。
今度は元気な身体でしっかりと赤い糸が繋がっているお家に生まれておいでね。

とわ君のご冥福をお祈りいたします。
いよださん、とんさんお疲れ様でした。
Posted by みぃしゃ at 2007年09月28日 09:37
とわ君のご冥福心からお祈り申し上げます。

いよださん、とんちゃんのお気持ちお察しします。こんなにも一生懸命猫さんたちのこと思う方たちがいる一方で,捨て猫さんが後をたたないのはほんとに悲しいです。

今度はみんなみんな家猫さんとして、生まれてこれますように祈ります。
Posted by Miu Cat at 2007年09月28日 06:15
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