先日お見合いしたきみちゃん。
10月6日に別件でベルさんに通院し、目薬貰って毎日抗生剤を飲んで。
数日でまた元気になると思っていたのにイマイチすっきりしないままお見合い当日。
でも日曜から妙にお腹が気になったんです。
なんだろう?
触る度に嫌な予感。
触る度に柔らかな感触になっていくような…
だから、ほんとならその日のうちに送り届けてお引っ越しする事もできる距離だったんですが、一週間時間を貰いました。
火曜にベルさんで再度見て貰い、レントゲンをと考えたからです。
夜寝るときも側にいたきみちゃんを撫で乍ら、このお腹の感触が腹水ではありませんようにと願っていました。
腹水特有の、ゴム風船に水を満たした時の感触とはほど遠いけど、やっぱりなんだか感触がどことなく柔らかいんです。
今迄に何匹か腹水の溜った猫さんを看病して来た経験が危険サインを出してました。
どうやらその想いが強過ぎた様でMさんは同じ頃夢をご覧になったそうです。
で、火曜朝に電話頂き、其の夢の所為できみちゃんの体調を慮って今回のお話しをくららだけのお話しにと。
ただくららも青洟飛ばしてる事もあるので、大事をとって今回のお話しを辞退させて戴きました。
くららは再度体調を整えお家探しです。
さて、ベルさんでの受診ですが、担当N先生も触診で「確かに嫌な感じしますね。」と。
先ずはレントゲン。
もっと真っ白に、お腹の臓器が見えない程だった猫さんのレントゲンも見ていますが、それ程ではないにしろやはり腹水の様です。
続いてエコーもあてて貰いました。
こちらも同じ、やっぱり腹水だろうと。
若い猫さんで急に腹水が溜る場合、矢張り一番怖いのはFIPです。
そしてFIPの腹水の場合は、栄養分の高い腹水なので抜けば良いというものでもないのが特徴です。
以前はコロナの数値でしか検査出来なかったFIPも、今は腹水から直接FIP検査ができる様になったので、少し抜いて検査して貰う事にしました。
抜いてみると、思いがけず黄色っぽいさらっとした液体です。
FIPの腹水は、もっとオレンジ色に近いどろっとした液体が特徴ですから、まだそこ迄に至っていないのか、若しくは他の可能性なのか。
血液検査での所見だと、身体のどこかに炎症があってその為の腹水と見る事もできるけれど…
でもFIPだとしたら、初期治療が全てです。
のんびりと検査結果を待っている間にあっと言う間に進行してしまうから、火曜日からインターフェロンとステロイドを用いた治療を始めています。
肝心のきみちゃんの様子は、確かに大人しく、以前の様に玩具で遊ぶ事もありませんが、それでも食べる事に興味を持っているし、側に寄ってきてごろごろ甘えています。
食事量の確認が必要だから、ケージで隔離してやりたいけど一人きりでケージにいれると大騒ぎで出して出してと鳴いてます。
隔離は最終手段かなあ。
今年はかむい&さすけの体調変化からはじまって、るぱん、とーたすと息つく暇もない闘病が続いています。
覚悟を決めての看病でした。
でも皆、頑張って生還してくれています。
きみちゃんに対しても思いは一緒。
どうか頑張って生還してくれます様に!
読者の皆さんにもお願いします、他の子達同様、きみちゃんにも応援パワー送ってやって下さいね。
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この記事を読まずしてお見合い記事へのコメントしてしまって
きみちゃん元気になってね
大ファンでしたが自宅は遠いので里親に
名乗れず影ながら応援していました。
先日、お見合いしたのをみて
とてもうれしかったのですが・・・
きみちゃんが元気になるのを心より
祈っています。
他の仲間達のように生還するように祈ってるよ!!