ぐりこのパルボ発症から4週間。
随分とご心配かけたことと思います。申し訳ありませんでした。
猫の幼稚園職員室メンバーと、PTAメンバー、チームアメショに応募頂いた方には随時状況報告等諸々入れておりましたが、とにかく時間がなくて、記事にするのが遅くなりました。
今回のパルボは、ぐりこから始まり、隔離室のチームアメショ達に広がりました。
その結果、16匹感染し、こんぺいとう、なちぐろ、ちぇるしーの三匹を亡くしてしまいました。
幸い隔離室以外でのパルボ発症だけは食い止めることができたのが、せめてもの救いでしょうか。
ある獣医師さんからは、
「集団で16匹感染したうちの1/4以下の致死率なら、よく守ったと言えるよ」
と言葉を貰いましたが、それでも3匹亡くした事はとても哀しく重い事実です。
でも、やっぱりぐりこを受入れて良かったと思うし、何よりもパルボ発症が保護主さん達の元での事でなくてよかったと、心底思います。
猫の幼稚園であれば、仲間がいるし、心強い病院のサポートもありますからね。
今回のパルボ感染を振り返ってみると、幾つかの失敗があります。
まず一つ目の失敗は、隔離室内での個別ケージの隔離が甘く、不十分であったこと。
ケージが足りず、三段ケージをそれぞれに分けて利用していました。
その一番下にぐりこを入れてしまったことで、その上にいたこんぺいとうが接触し、結果感染してしまいました。
ぐりこはチームアメショなのかどうか、疑わしい状況だったのだから、一段ケージに入れておけばあるいは感染が防げたかもしれません。
二番目の失敗は、ぐりこが発症し入院した後、隔離室内のチームアメショ達を、隔離室内で数匹づつフリーにして運動させたこと、また二匹ないし三匹でケージに入っていた子達を、ケージ内で移動させた事。
ケージ内だけではストレスが溜まるし、組み分けは毎日の様にその子達の状態をみて組み直していたので、状況的には致し方なかったと言えるのですが、やはり結果的にはこれが感染拡大に繋がりました。
ぐりこ発症入院から一週間後の4月10日、おとうさんことあさだが体調不良。
すぐに病院に向かい、白血球を調べて貰うとたった300。
この数日で、ぐりこはすっかり回復していて、二次感染させなければもう大丈夫と皆が一安心しかけた時の大打撃でした。
その後の二週間は、もう本当に立て続けに発症する子が出る毎日でした。
副院長の「これが本当のパルボよね…」って言葉が忘れられません。
今迄のパルボでは、二次感染は無かった。
虹色おちび〜ずもろっかもわかめも、みんなリビングで発症したのに。
他の園児達には感染しなかった。
だから、発症しても的確に対処すれば、必ず感染は防げると思っていました。
でも今回、本当のパルボの脅威を目の当たりにしました。
次々と発症するチームアメショ。
14日朝にはこんぺいとうが、
同じ日の午後1時頃にはちぇるしーが、
その日の夕方遅くには、なちぐろが亡くなりました。
パルボ故、いつもの様に皆でゆっくりお別れすることも出来ず、その日のうちに、とんちゃんとぶぃぶぃあんさんと私との三人で、霊園でお別れしてきました。
その間、私はほとんど泣けませんでした。
三匹を亡くした事は哀しくて悔しくて仕方なかったのに、まだ予断を許さない子達が数匹いることと、これ以上感染を出さない為に出来る事しなくてはいけない事で、頭が一杯だったんです。
ここで本当にラッキーだったのは、病院の近くに貸室を確保出来た事。
猫の幼稚園からそれなりに距離があるけれど、病院にはスープの冷めない距離なので、毎日の通院にとても助かります。
とんちゃんにはしんどい思いをさせて通って貰っているけれど、チームアメショにとっても、猫の幼稚園の園児にとっても、とても有り難い池田ルームの存在でした。
チームアメショの集団パルボ感染が、リビング組を含めて他の場所に拡大しなかったのと、三匹以上犠牲が出なかったのは、この池田ルームのお陰だと思います。
事情を聞いて、快く部屋を貸して下さった大家さんに心から感謝致します。
ありがとうございました。
現在、13匹がこの池田ルームで過ごしています。
二次感染が出た際に、留学チーム以外の里親募集を中断して保留させて頂いておりましたが、この記事を機に再開したいと思います。
先にお見合いのお話しさせて頂いておりました希望者様方には、順次再開のメールを致しますのでお待ち下さいませ。
猫の幼稚園から留学していたちとせ&わた、しゃーじい&かりん、きゃらめる、ちゅっぱ&ちゃっぱす、うめ&なん、おう&ごんの11匹は、この間にそれぞれお見合いをし、もう既に6匹がお引っ越しして新生活を始めています。
おう&ごんちゃんなんて、お引っ越しから出戻りまで経験しちゃってます。
回復中の13匹は、元々お見合いの決まっていた子もいるし、再募集になる子もいます。
なので、出戻り組のおう&ごんちゃん含めて15匹が、これからご縁探しを再開致します。
お見合いが決定していないのは、ぱいん&どんぐり、おう&ごん、びっくす、はいちゅう、こくとう、さくま、ぐりこ、きんたろうの10匹になる予定です。
最期に、
毎日お世話に通ってくれるとんちゃんはじめ、日替わりで猫の幼稚園に通ってくれるま〜さん、ごじさん、すずなさん、こた姉さん、コタ兄さん、あきちゃん、おかあさん、ぶぃぶぃさん、mamoaさん、羊助君、すっがん君、皆ほんまにありがとう。
いつも夜遅く迄治療してくれる病院の先生とスタッフ皆さんに、心から感謝致します、ありがとうございます。
皆さんの尽力でパルボから生還した強運猫さん達に、素敵なご縁がありますように。
そして力及ばず、亡くしてしまったこんぺいとう、ちぇるしー、なちぐろの御霊が、安からでありますように。
合掌。
涙がとまりません。
また幼稚園の皆様には本当に頭が下がる思いです。本当にありがとう。
同じく更新されないブログに何か良くないことが起こっているのかもと、ドキドキしていました。
亡くなってしまった猫さんは本当に残念です。生還した強運の子達が幸せな家猫さんになりますように。
幼稚園の皆様、くれぐれもお身体ご自愛ください。
大変おつかれさまでした
ブログの更新がなかったので心配しておりました
心身ともに疲れがでませんように
良いご縁がたくさんありますように
こんぺいとうちゃん、ちぇるしーちゃん、なちぐろちゃん
安らかに、タビとお友達になってね。
合掌
いよださんはじめ、猫の幼稚園スタッフの皆さんが体調を崩されないことを祈っています。
そして、猫ちゃんたちに幸あれ…