今保護活動されてる方のブログでは、この話題が多いですね、「動物取扱業の適正化について(案)」
生体販売業者についての意見は、いわずもがななので他の方におまかせするとして…
以前から気になっていた保護活動と取扱業についての意見です。
猫の幼稚園は動物取扱業の登録を済ませています。
保管と展示。
なので昨日から里帰りで預かってるダル&リンちゃんは、保管業として有料預かりすることができます。
展示の方は、授業参観で会費を頂戴することに関連して取得したもの。
この取扱業登録をするかしないかのきっかけは、実はロイカナのブリーダーパック購入が、取扱業者でなくては出来なくなると言う単純なものでした。
格安で購入できるブリーダーパックは、経費削減の上では無くてはならないものだったので、じゃあ取っとくか!って軽いノリで取得を考えたんです。
取得の為には、動物取扱責任者を置かなくてはいけない。
で、その責任者は誰でも言い訳ではなくて、一定の有資格者でなくてはいけない、ってことで、一年間のスクーリングを受けて、愛玩動物飼養管理士の二級を取得。
すぐに東成区にある、動物愛護相談室に出向いて取扱業の登録について相談しました。
その相談室を訪問した際、敷地内のガレージに大量のトラップと捕獲網があって、その事を訪ねると、地域猫(大阪市では街猫と呼ぶ事にしていますね)に対する大阪市の取組について説明を受けましたっけ。
当時はまだ大阪市のサポーター制度はなくて、街猫制度を浸透させるべく水面下での取組だったので、ブログで書く事は禁止されていたのですが、その取組が時を経て公園サポーター制度に迄なったのかと思うと感無量です。関わった職員さん達に感謝!ですね。
話がそれましたが、相談に赴いた動物愛護相談室では、猫の幼稚園の様な保護活動について、公には登録の必要はないと言われました。
本当は、年に複数の猫さんを譲渡するグループなら、取得が望ましいのだけれど、現行の愛護法では決まっていないので、と。
なんだかもったいないなあと感じましたね。
折角の法なのにね。
ところで、動物取扱責任者には、毎年一回研修を受講する必要があります。
私も今年の1月26日に大阪府の方の研修会を受講しています。
この年の研修会は、動物愛護法改正に向けての動きに、かなりウエイトを置いた内容でした。
その際の記事はこちら
私は猫の幼稚園の代表者として、今回のパブリックコメントでは、動物取扱業の業種追加の検討で、動物愛護団体も規制対象として欲しいと意見しました。
愛護団体や、もっと掘り下げて一定以上の規模のボランティアグループも、動物取扱業に業種追加されるのは良い事だと思います。
飼養施設に関しても、ケージの大きさや適正な管理について、より具体的に取り決められるのは大賛成です。
ただ闇雲に保護するだけでなく、動物福祉にも目を向けて、よりよい環境で保護するに越したことはありません。
猫の幼稚園だけでなく、どんな保護グループも、これらの環境が確保出来ていないなら、こうした基準を目指してよりよく改善していくなら、保護活動の質そのものが上がる事になり、それだけ幸せな家猫さんになれる子が増えると思うんです。
寄付金の取扱いについても、もう少し規制が欲しいですね。
NPO法人であってもなくても、収支報告は出して当然と思います。
忘れてはならないのが、保護活動者のモラル。
これはまだうまい言葉が見つからないっていうか、まだ纏まってない思いなんですが…
譲渡について、保護について、そして命を守る為に活動することについて。
今年に入って、今迄猫さんを預かったグループが二つも大揉めに揉めているのを見るにつけ、非常に残念に思います。
活動に対する意見が違うとか、世話の仕方に対する思いが違うとかいったレベルではなくて、もっと根本からの問題だと感じます。
私は人間性善説の方が好きだけど、保護活動におけるモラルに関しては、一般の取扱業者とはまた違った、何らかの規制が必要なのだろうかと感じています。
固い話が長くなっちゃいましたけど、皆さんのお考えは如何でしょう?
愛護法がより良い法律となる様に、ぜひ一度パブコメ検討してみて下さいね
詳しくはOne Action for Animalsさんをご覧戴くのがとても判り易いと思います
制作者のmon_cher_chatさん、ありがとうございます。
せっかくの5年に一度のチャンスですからね!
といっても「ジュルのしっぽ」さんをまるっとコピーさせていただいたのですが・・・
私は難しいことはわかりません。
生体販売も販売時間云々でなく全面禁止がいいと思ってます。ブリーダーも免許制のようなもっと厳しいものにし罰則も強化すべきと思ってます。
命を軽んじる人たちのつけが、心の優しいボランティアさんにまわっているとしか思えません。
殺処分に私たちの税金が使われるのも許せません。どうせ使われるなら、避妊や去勢などにお金を使ってほしいと思ってます。それぞれの信念がぶつかるときもありますが、いのちを助けたいという思いは同じの方たちですから、道は違っても
ゴールは同じと信じています。9月からの活動再開を期待しています。