現在隔離室で過ごしています。
本当は木曜夜にお引っ越ししようと考えていたんですが…
猫の幼稚園では初めて遭遇する、トリコモナスが検出されちゃいまして、駆虫が済むまでお引っ越し延期となりました。
火曜夜、急に食べなくなって、流動食を与えて要観察。
元気はあるんだけど、なんかいつもと違うんだよなあ。
気になって、隔離室に毛布持ち込んで一緒に寝ていたら、案の定朝方嘔吐と下痢。だけどぐったりするような状態ではなく、ちょこちょこ動いてる。
脱水が心配なので砂糖+塩少々を混ぜたぬるま湯をシリンジで飲ませて…
嘔吐と下痢が収まったので一安心。
仕事で4時間程開けた後もまだ食欲戻らないので、離乳食を強制給餌。
でも三十分程すると軽く嘔吐。
脱水しないよう処置して、夕方の診療に合わせて近くの病院へ。
検便して貰うべく便を持っていったけど、検温した際下痢がでて、それ幸いとこれで検便。
どうせなら検便は新鮮な方がいいからね。
これが良かったのか、トリコモナスが検出されました。
嘔吐してるから他の検査も全て実施して、問題ない事を確認し、結果トリコモナスで下痢、お腹にガスが溜まってるからお腹も気持ち悪くて嘔吐、食欲も出ないってことで、点滴と吐き気止め、駆虫薬投与となりました。
さて、ここで問題。
トリコモナスの駆虫には、以前だとフラジール(メトロニダゾール)という駆虫薬が一般的。
でも近頃ではこれがあんまり効果ないということが分かって来てて、チニダゾールの方が効くらしいのは、巷で聞いていたんだけどね。
Y病院で処方されたのは、フラジールだった…
初めて担当してくれた獣医師さんに、効かない薬はいやだ〜と告げた私…
きっと引かれたろうなあ(笑)
先生、獣医学書出してきて、トリコモナスにはまずはこの薬でって説明されました。
そうやね、教科書的には間違ってないんやよね。
でも効かないっていうのは、ほんまみたいやねんな〜
で、Y病院にはチニダゾールがなくて、でも輸入薬のロニダゾールがあることは確認できたので、こちらももう少し調べて明日再度相談してみようと考え、とりあえず納得したことにして帰宅。
まだ食欲戻らないマメ太郎に、流動食と退院サポートを強制給餌。
フラジール投与。
真夜中一回嘔吐。
便は半分軟便半分下痢。でも元気あり。
明けて木曜朝、元気あり、でも便は半分軟便半分下痢、嘔吐はなし。
自分からは食べないので、流動食と退院サポートを強制給餌。
仕事で留守にして夕方の様子を見ると、便はなし、嘔吐もなし、元気あり。
でもやっぱり自分からは食べないので、強制給餌した後、点滴してもらう為に再度通院。
この日の担当獣医師さんは、昔猫の幼稚園の園児をおうちに迎えて下さった方で、ついこの間からY病院勤務になったと知らせてくれていたので、久しぶりにお目に掛かれるのを期待して通院。
久しぶりのご挨拶もそここそに、点滴など処置をして貰って、O獣医師に薬の事を相談。
マメ太郎は家族が決まっているし、出来るだけ早く駆虫完了して新居に送り届けてやりたいから、効き目の悪い薬でのんびり時間掛けて駆虫するより、効き目があると分かっている薬を使いたいとお願いしました。
Y病院に残っていたロニダゾールはほんとに少量で、水曜担当して下さった先生は足りないかもって心配して、発注しておきますからってことだったけど、O獣医師がなんとか5日分処方してくれました。
ありがとうございます。
後はこの5日分でしっかり駆虫出来る事を祈ります。
だからマメ太郎もこぼさず飲んで〜!
さて、通院後も変わらず自分からは食べないマメ太郎でしたが、なぜか真夜中に夜食を用意したら、急に食べだしました。
それも唸り乍ら(笑)
5種類も缶詰だしてたのを見向きもしなかったのが嘘のよう
がっついたから嘔吐が心配だったけど、吐き気止め飲ませてなくても嘔吐はないし、朝迄下痢もなし。
勿論、今朝も元気一杯、朝ご飯もがっつり食べました。
これなら安心
火曜夜から水曜夕方までの間に、一気に45gも減った体重も、無事元通りになり、今夜計ったら555gにまで増えてました
元気はあるよなって状態から、元気一杯!
そんな訳で、ひやひやしたマメ太郎の体調不良も無事克服出来た模様。
まだ駆虫が済んでいないので、お引っ越しは一週間程延びちゃったけど、マメ太郎君は無事成長しているので、H家の皆さん、もう少し待ってて下さいね〜
PS
マメ太郎、投薬にはとても協力的です。
フラジールは苦いって聞いていたので、オブラートに包んで投薬しましたが、ロニダゾールの方が投薬量が多いので、オブラートに包まず、直接口に入れてみました。
勿論大喜びで飲んでる訳ではないのですが…泡ふいちゃうことも吐き出しちゃう事もなく、上手に飲んでくれてます
■4月24追記■
フラジール1回とロニダゾール2回/日を投薬5日で、検便。
見事トリコモナス駆虫成功!
やはりロニダゾールは効くようです。
またフラジールに比べて苦くないようで、ウェットフードに混ぜても、そのまま口に投薬しても、殆ど抵抗はありません。
非常に扱いやすいお薬でした。