9月6日朝8時45分、ヴィラが永眠しました。
パルボの嵐の中、ウイルス暴露はされても発症せず、強運だと喜んでいたヴィラ。
それがここに来て、劇症型FIPドライタイプ発症で身罷るなんて…
隔離室で過ごしていたヴィラの異変に気付いて、身罷るまでの日数はほんの3日。
たった一晩で、病院に連れて行くのも躊躇する衰弱の仕方で、往診で処置をお願いし、今朝亡くなる迄ずっと寝室で一緒に過ごしました。
昨日昼前からは痙攣発作も頻繁で、真夜中過ぎにも自宅で点滴し、少しでも楽に過ごせる様にして、抱いたり背中を撫でたり。
逝く時にも腕枕しながら胸に抱きかかえていて、軽い発作の後、一声鳴いてそのまま逝ってしまいました。
でも長く苦しまずに身罷ったのは、ヴィラにとっては良かったのかもしれません。
今日夕方、保護主Mさんと仲間のさつきさんが駆けつけてくれて、一緒にお別れしてきました。
シャム系雑種のヴィラは人懐っこくて人気者で、入園当初にいくつもお話あったのに、なぜかどのお話も纏まりませんでした。
お転婆さんで、いつもあちこち飛び回っていた猫さんで、まるでおさるさんの様だと言い乍ら、仲間皆に愛されていた子でした。
シャム系の猫さんは、どんどん被毛のシールポイントが濃くなるのが多いのに、なかぜヴィラはどんどん薄くなっていって、入園当初と比べると全く別の猫さんのようでした。
見た目が変わってもその性質は愛らしいままで、私にはヴィラが愛おしくて仕方なくて。
この二ヶ月はパルボウイルス排出の所為で、隔離室で過ごしていて、早くリビングに戻って来てくれないかなあと心待ちにしていたのに。
こんな形で急にお別れするなんて、とても寂しく哀しいです。
願わくば、ヴィラの御霊が安らかでありますように。
そしてまた、ヴィラの魂を併せ持つ猫さんと出会えます様に。
合掌。
まさか3日でそんなことになるなんて、恐ろしい病魔ですね。
ヴィラちゃん天国で安らかに眠ってください。