いつも沢山の皆さんにご支援頂いている猫の幼稚園ですが、特にご報告させて頂きたい出来事がありました。
2012年に入園した二組の小牧猫4匹のことを覚えている方はどの位いらっしゃるでしょうね。
小牧市で飼い主さんが多数の猫さん達を置き去りに夜逃げしてしまった事件です。
このレスキューに立ち上がったのは、幸せの切符さんと、名古屋を中心に有志が集まって活動を続けているリトルパウエイドさん達でした。
猫の幼稚園はリトルパウエイドのメンバーさんとは、何かとご縁がありまして、随分古くから仲良くさせて頂いており、小牧猫さん達もそのご縁でお預かりさせて頂いておりました。
先日3月8日に、この小牧猫50匹の残り福さくらこちゃんのご縁が纏まりました。
50匹全てが幸せな家猫さんになれたんですね。
本当におめでとうございます。
訳あり大人猫さんのご縁探しは、何かと大変なものですが、最後まで粘り強く活動された幸せの切符・おとんさんおかんさんと、リトルパウエイドの皆さんの努力の賜物ですね。
本当に素晴らしい事だと心から尊敬致します。
そして、本日幸せの切符・おかんさんから電話を頂戴しました。
この小牧猫さん達の為にと集まったご支援金が、70万程残っていたそうで、その使い道についてメンバー皆さんで相談なさって、色々と検討し、ご自分達では使わずに、小牧猫さんの預かりに関わった「はぐれCATさん(現猫カフェ フェールポーさん)」と猫の幼稚園に等分にご寄付して下さると仰るのです。
正直な所、そのお話を頂いた際にはすぐに「皆さんご自身が沢山保護されているのに…、うちよりもっと困っているグループさんもあるし…」と辞退のお話させて頂いたのですが、もう仲間達と相談して決めたからね、と。
小牧猫さん達にとご寄付頂いた皆さんのその志に、応える活動をしている方達に寄付したい、と。
恐縮です。
本当に身に余る光栄です。
固辞させて頂くことも考えましたが、もう少し考えて、有り難く頂戴することにしました。
猫の幼稚園では基本保護主さんが色々と負担してくれていますが、保護主さんのいないセンター出身猫さんに、この有り難いご寄付を使わせて頂こうと考えました。
(その考えを後押しするように、おかんさんと電話中、とあるセンターから5匹引出し依頼のメールを頂きました。)
小牧猫さんのレスキューには、500人以上もの方が寄付という形でバックアップして下さっています。
今回思いがけずそのご寄付を受け継ぐ事となりましたが、ご支援頂いた皆様の思いを無駄にせず、センターから職員さん達が温かな手で猫の幼稚園に託してくれる猫さん達の、医療費や検査費用に使わせて頂こうと思います。
早速明日、センターに5匹の子猫達を迎えに行ってきますね。
お披露目出来るのを待っててやって下さい。
そうそう、5月24日にはリトルパウエイドの有志の皆さんが、大阪まで遠征に来て下さる事が決まっています。
ランチオフ会の予定なのですが、参加したい!という方がいらっしゃいましたら、猫の幼稚園までメールでお問い合わせ下さいね。
2015年04月14日
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