
FIPドライ確定、FIP由来の肉芽腫性肺炎と診断されて、火曜夜には退院。
退院後わずか24時間。
風邪かな?と思ったのが先週水曜で、それから一週間。
あっというまに逝ってしまいました。
退院後は、子猫室には戻らず、私のオフィスでゆっくりして貰おうと。
でも数時間ごとにしんどくなって行くのが手に取るように判る状態でした。
水も飲みたくない、大好きだったゆーるも食べられない状況なので、皮下輸液が唯一の対症療法でした。
夕方の点滴の後ずっと側にいたので、最後の時間も胸に抱く様にして見送れました。
FIPで最後もがき苦しむ子もいるんですが、ちゃーる改めハル君はそんなに苦しまずに旅立てました。
ずっと華奢だったけど、若くて元気な子だったからか、心臓はしっかりしていて、意識が無くなった後も心臓だけは動いている状態でした。
苦しい時間は少なかったし、食べられない時間も少なかったし、
もともと華奢だったからそう感じるのもあるけれど、あまり痩せていなくてお顔もとてもきれいで穏やかな表情です。

ちゃーるは妹のぱーると二匹、とあるセンターに収容された子猫でした。
入園したのは6月12日。

天真爛漫に甘えてくるタイプではなく、外で過ごしていたからか、ちょっと恐がりさんで隅に隠れるタイプ。
控えめでもあったね。

でも7月に入ってからは良く遊ぶ様になって、特におもちゃに向かって華麗なジャンプを披露してくれてたっけ。
それでも直接の人とのスキンシップは少々苦手って感じで、その所為で中々ご縁が巡って来なかったのだけど、お盆明けから素直に甘えてくれる様になって。
その甲斐有って先日優しい姉妹に見初めて貰い、素敵なご縁を掴んだのに。
でもあちらに行ってから発症するのでなくて、良かったのかなあ。

特にこの一週間は、ハル君凄く甘えてくれました。
きっと体の変化に不安を感じて、助けを求めていたんでしょうね。

今日夕方、斎場でハル君を送ってきます。
最後に迎えて下さる筈だったMさんにお別れして、先日Mさん姉妹が用意してくれた新しい首輪をつけて、手作りして下さったお守り持って、
旅立って貰います。
願わくば、ちゃーる改めハル君の御霊が安らかでありますように、
合掌。
控えめなちゃーるくん、覚えてますよ。
ししまると同じFIPドライだったなんて、言葉もありません。よく頑張ったね。
苦しんだ時間が短かったのがせめてもの救いです。
今頃天国でししまると一緒に遊んでいるかな。ししまると仲良くしてあげてね。
もうすぐ 命日です。
ほんとに 早く 治療法が見つかり、辛い想いをする にゃんこ、家族が なくなります様に…
ハル君 安らかにね