うるんへの応援コメントやメール、ありがとうございます。
後ろ足から始まった神経症状は、日に日に進み、今ではもう前足も強ばっていて、自由に動く事も出来ないでいます。
12日にはまだ前足は自由に動いていて、遊ぶ事も出来たんですけどね。
でも、胸水や腹水が溜まっていない分、苦しいというのはあまりないようで、減っているとはいい乍らもまだ自分で食事してくれています。
頭が左右へ動くのは、神経症状の一つですね。
眼振も頻繁に起こる様になってきました。
圧迫排尿を日に三度位、排便もその際に1.5〜2日おき位。
体重も徐々に減っているけど、撫でると嬉しそうにゴロゴロ、抱っこするともっと盛大にゴロゴロ。
ほんとに可愛い子です。
龍ちゃんは昨日夕方、お母さんの胸の中で旅立ちました。
慈しんで下さったKさんご夫妻に心から感謝致します。
ありがとうございました。
龍ちゃん、またね。
もう一つご報告があります。
日曜にてっちゃんがなおみさんの元に戻りました。
FIP劇症型発症です。
土曜日、食欲減っておかしいと感じ、日曜日には急激に腹水が溜まっていました。
てっちゃんは保護される前に交通事故で足を怪我して、M動物病院で太ももから断脚する手術をして貰っています。
M獣医師ご夫妻は、足の手術のこともあって、てっちゃんに特別思いをかけて下さっているし、なおみさんの家からM動物病院はとても近いので、てっちゃんの闘病はなおみさんにお任せする事になりました。
劇症型の場合、数日で身罷る事もあります。
腹水が急激に溜まっている事から、緩和ケア中心に考えて相談し、セルシンという薬を少量、調整し乍ら注射していく事になりました。
安楽死の際に使う薬でもあるので、人間の癌治療等にモルヒネを使う感覚でしょうか。
副作用で食欲が出るというのもありがたいです。
なおみさんによると、
「しんどそうにしていたら、少量セルシンを注射してもらいます。
注射すると楽になるので、少し元気になって食欲が出ます。
それを繰り返して行くうちに、やがては、うつらうつらするようになり、静かに息を引き取ります。
その方法が良いのかどうかは、分かりませんが、苦しみを少しでも緩和してあげれらるから…。」
何匹も何匹も、FIPで看取ってきた私達ですが、毎回闘病の度に色んな事で悩み苦しみます。
うるんはとても穏やかな闘病生活ですが、壮絶と言える闘病も多々あります。
そんな場合は、主治医と相談して、薬での安楽死を選択し、家族の胸の中で見守られ乍ら静かに最後を迎えるのも、愛情の一つでしょう。
いろんな闘病看護の仕方があります。
その中で、こんな考え方、方法もあるんだという事をお伝えしたくて、この記事を書きました。
どうぞ最後の瞬間迄、愛してあげて下さいね。
ご家族が愛情を持って決断した闘病看護の方法は、いつも愛猫さんにとって最善のものです。
ご家族と愛猫さんとの時間が、いつまでもお互いの宝物でありますように。
ドライタイプだったのでうるんちゃんと同じです。
闘病は辛いもので今でも思い出すと涙が出ます。
ですが、「ご家族が愛情を持って決断した闘病看護の方法は、いつも愛猫さんにとって最善のものです。」
この言葉に救われた思いです。
ありがとうございました。