2016年02月16日

緩和ケアの一案

うるんへの応援コメントやメール、ありがとうございます。

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後ろ足から始まった神経症状は、日に日に進み、今ではもう前足も強ばっていて、自由に動く事も出来ないでいます。
12日にはまだ前足は自由に動いていて、遊ぶ事も出来たんですけどね。




でも、胸水や腹水が溜まっていない分、苦しいというのはあまりないようで、減っているとはいい乍らもまだ自分で食事してくれています。



頭が左右へ動くのは、神経症状の一つですね。
眼振も頻繁に起こる様になってきました。
圧迫排尿を日に三度位、排便もその際に1.5〜2日おき位。
体重も徐々に減っているけど、撫でると嬉しそうにゴロゴロ、抱っこするともっと盛大にゴロゴロ。
ほんとに可愛い子です。


龍ちゃんは昨日夕方、お母さんの胸の中で旅立ちました。
慈しんで下さったKさんご夫妻に心から感謝致します。
ありがとうございました。
龍ちゃん、またね。



もう一つご報告があります。
日曜にてっちゃんがなおみさんの元に戻りました。
FIP劇症型発症です。
土曜日、食欲減っておかしいと感じ、日曜日には急激に腹水が溜まっていました。

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てっちゃんは保護される前に交通事故で足を怪我して、M動物病院で太ももから断脚する手術をして貰っています。
M獣医師ご夫妻は、足の手術のこともあって、てっちゃんに特別思いをかけて下さっているし、なおみさんの家からM動物病院はとても近いので、てっちゃんの闘病はなおみさんにお任せする事になりました。

劇症型の場合、数日で身罷る事もあります。
腹水が急激に溜まっている事から、緩和ケア中心に考えて相談し、セルシンという薬を少量、調整し乍ら注射していく事になりました。

安楽死の際に使う薬でもあるので、人間の癌治療等にモルヒネを使う感覚でしょうか。
副作用で食欲が出るというのもありがたいです。

なおみさんによると、
「しんどそうにしていたら、少量セルシンを注射してもらいます。
注射すると楽になるので、少し元気になって食欲が出ます。
それを繰り返して行くうちに、やがては、うつらうつらするようになり、静かに息を引き取ります。
その方法が良いのかどうかは、分かりませんが、苦しみを少しでも緩和してあげれらるから…。」



何匹も何匹も、FIPで看取ってきた私達ですが、毎回闘病の度に色んな事で悩み苦しみます。

うるんはとても穏やかな闘病生活ですが、壮絶と言える闘病も多々あります。
そんな場合は、主治医と相談して、薬での安楽死を選択し、家族の胸の中で見守られ乍ら静かに最後を迎えるのも、愛情の一つでしょう。


いろんな闘病看護の仕方があります。
その中で、こんな考え方、方法もあるんだという事をお伝えしたくて、この記事を書きました。


どうぞ最後の瞬間迄、愛してあげて下さいね。
ご家族が愛情を持って決断した闘病看護の方法は、いつも愛猫さんにとって最善のものです。

ご家族と愛猫さんとの時間が、いつまでもお互いの宝物でありますように。


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posted by いよだとばん&むう at 13:30| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
天に旅立って1年たった今でも、ジョジョが望んでいた事をしてあけられたのか…。もっと辛くない方法があったのでは…。と、毎朝お線香を供え手をあわせるたびに思います。そして悔んてもジョジョは喜ばないな。と思いなおして、ジョジョありがとうと言葉をかけます。ジョジョとのご縁を下さった皆様に心から感謝しております。ねねちゃん、もこ太はジョジョの分まで元気で長生きして欲しいなーと思って可愛がってます。
Posted by 坂本洋子 at 2016年03月06日 21:34
私は去年の秋に迎えたばかりの子猫をわずか3か月でFIPで亡くしました。
ドライタイプだったのでうるんちゃんと同じです。
闘病は辛いもので今でも思い出すと涙が出ます。
ですが、「ご家族が愛情を持って決断した闘病看護の方法は、いつも愛猫さんにとって最善のものです。」
この言葉に救われた思いです。
ありがとうございました。
Posted by ターのまま at 2016年02月18日 12:25
龍ちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。
Posted by ミオリ at 2016年02月16日 20:26
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