こんなお知らせが続くのは本当に辛いのですが…
園児が二匹永眠致しました。
昨年晩秋からずっと体調不良で闘病中だった、秘書猫ひぃちゃん。
二年前の4月11日、仲間が保護した大人猫さんが、病院で避妊手術待ちの間に産んだ4匹の赤ちゃん兄妹の一匹です。
この母猫達は、ブリーダーまがいの事をしていた人が、夜逃げの際捨てていった猫達でした。
交配に失敗して売り物にならないと判断したのでしょう。
半長毛の綺麗な猫で、兄妹の中でも一番母猫あららママに似ていました。
何度もご縁を頂き乍ら、その度体調を崩し、結局譲渡を諦めて、秘書猫として接待に勤しむ日々でした。
昨年身罷った私の愛猫、専務のむぅが珍しく可愛がり、ひぃちゃんも良く懐いて、むぅの闘病中はずっと側に寄り添ってくれていました。
むぅだけでなく、闘病中の園児がいれば、必ず側に寄り添う優しい子でした。
おっとりのんびりムード漂う子で、歩くスピードもゆ〜っくり。
その様子に「老猫さんですか」と聞かれる事も。
でもおやつの時だけは別で、一目散に走って来ておやつ貰っていたっけ。
そんな様子に「走れるんや〜!(笑)」と微笑ましく思ったものでした。
猫同士の小競り合いにも興味なく、ひぃちゃんがシャー!って言って怒ったのは、たった一回、距離感無視で突進して、いきなり抱き着いて来た新入生黒猫不思議ちゃんに対してだけでした。
ずっとなんだか体調整わないって状態だったから、結局避妊手術もしませんでした。
麻酔の副作用が怖かったから。
でもひぃちゃんは発情を迎える事はありませんでした。
やはり体が本能的に危険を回避していたのでしょうね。
お膝に乗るのが好きで、授業参観ではいつもお客様に甘えていたひぃちゃん。
膝だけでなく、眠るときには私の胸の上がお気に入りだったひぃちゃん。たった2kgしかない子だったから、胸に乗られてもさほど苦しくは有りませんでした。
二年の間、本当に沢山の方に可愛がって頂きました。
ありがとうございます。
結局ひぃちゃんの病名は「自己免疫疾患」となりました。
何か遺伝的な疾患を抱えていたのでしょうね。
今回もまた貧血が進み、HCT10%にまで落ち込みましたが、血液には再製造があるし、今迄の様に治療すれば改善すると思ったのですが、入院治療に対する反応も悪く、退院して側で見守っていました。
お気に入りのベッドに入り、私のベッドの枕元、ばん&むぅといつも一緒にいた場所で休み、7月4日早朝そのまま旅立ちました。
ショックだったのは、その後色々処置を終え、園児達のお世話を始めたる為に子猫室に入ったら、白黒子猫のさぴが急死していたこと。
全く兆候もなく、またちょっと無理な体勢で永眠していたことから、心臓発作が原因なのかと考えます。
風邪症状もなく下痢嘔吐などもなく、元気でよく食べるのに、一向に体重が増えなくてやきもきしていた子なので、なにか内的疾患があったのかもしれません。
ひぃちゃん、仲良しだったばんが子猫を先導してむぅの所にいったから、自分も同じ様にしようと考えて、さぴと一緒に旅立ったのかな。
ばんちゃんの闘病中は、ばんちゃんの強制給餌のごはんを狙う程元気だったけど、ばんちゃんの闘病が終わる迄自分の体調崩さずにいてくれたのも、あの子らしい気遣いだったのかもしれません。
二匹は一つの棺に抱き合う様に入って貰い、沢山のおやつとごはんとお花に埋めて、5日夕方斎場でお別れしてきました。
生前二匹を可愛がって下さった皆様に心から感謝致します。
ありがとうございました。
願わくば、ひぃちゃんとさぴちゃんの御霊が安らかであります様に、合掌。
PS
ひぃちゃんとさぴちゃんへのお花等は、そのお気持ちだけを頂戴し、謹んで辞退させて頂きますね。
言葉がありません。ものすごーくショックでした。一月前に幼稚園で会って抱っこしたとこだったのに。ひぃちゃんに初めて会った時から可愛くって大ファンでした。ちびサビちゃんまで…。小さな尊い命を物のように扱う人間の傲慢さ。本当に悲しいです。
いよださん、大丈夫ですか?哀しむ暇もないのでしょうか。何もお力になれず申し訳ありません。
ご縁を頂いたもこ太、うり太は必ず大切に育てます。私の家族でから。ねねちゃんもジョジョもかけがえのない家族です。私のように幼稚園のおかげで幸せに暮らせている猫さん飼い主さんがたくさんおられます。その事が少しでも、いよださんスタッフさんの癒しと励みになれば幸いです。
しぃちゃん、ちびサビちゃんどうか安らかに…
合掌
つい、この前に番頭さんが亡くなられたばかりで
ひいちゃんと、さぴちゃんまで
何と言ってよいか分かりません。
この前、お見合い会に参加させていただいた時に、
私が持参しました猫のゲージの中に、ひいちゃんは入ってた事を思い出しました。
ひいちゃん、秘書のお仕事お疲れ様でした。
ひいちゃん、さぴちゃん、安らかに