そんな中、春の子猫達がじわじわとラストスパート掛けていますよ〜!
まずは避妊去勢を進めている訳ですが、取りあえず、体重2Kg超えの男の子2匹をちゃっちゃと終わらせたかったんですよねえ。
だって遊びとは言えマウントしてるのが気になって…
で、ラッテとココア兄妹を終わらせ、続いてももとるるの兄妹も完了。
明日はちょっと手強い3兄妹と、そろそろお年頃の黒猫すずりちゃんの番。
来週再来週とで、子猫室にいる子達全部の手術を終える予定です。
で、その手術を待って卒園するのが決まったのが、黒猫ぽぴとなんちゃってアメショのイエロー。
実はこのイエロー、一時私の秘蔵っ子として別室で過ごしておりました。
とあるセンターから預かったのが6月14日。
3腹10匹纏めての預かりで、生後一ヶ月程だったことと、当時番頭の闘病で手一杯になっていた事もあり、しゅーへーさん、ひろみちゃんにお願いして留学させて貰いました。
元気一杯だと思っていた子達でしたが、ひつこいコクシジウムとか色々あって結構大変で、みんなに迷惑かけちゃいました…
で、ある夜、イエローが後ろ足変だ、腫れてると連絡。
夜間救急受診してレントゲン撮って貰うと、担当獣医師さんが「骨折はしてないけど、骨の小さいパーツが足りない」って。

今までも指の関節の小さな骨がないっていうケースがあったけど、これはどうやら炎症が原因で溶けたのかな?とのことでしたが、今回のは先天的なものだろうと。
足の腫れはねん挫だろうと、テーピング処置で様子見となり、そのまま幼稚園に帰宅。



でも次の日の午後には足の指先が二倍にも腫上がってしまい、おまけにテーピングして貰った辺りは膿んでるので、かかりつけ医に走りました。
原因ははっきりしないけど、もしかして子猫同士プロレスごっこして牙で怪我したのが膿んだとか?
子猫の牙は細くて、噛まれても傷に気づけないことがありますからね。
抗生剤服用すること数日。
順調に回復とはいかず、敗血症起こして入院騒ぎ、おがたま動物病院さんのお陰でなんとか復活して、その後腫れも膿みもひいていきましたが、今度はイエローの指先に異変が起こりました。

かちかちに固まってしまったんです。

炎症の所為で血が通わなくなって、壊死してしまったんですね。
主治医の緒方先生と悩みました。
壊死がどこまで進むかで、場合によっては断脚しなくちゃいけません。
中途半端な場所で切断すると、日常生活で足を使う際、引きずったりし血が出ていつまでも傷口が治らないってことになるから、断脚するなら太もも根元からばっさりいかなきゃいけないだろうなと。
でもとっても幸いなことに、壊死は指先のみで済みました。
ある日、包帯取り替えて傷口洗っていたら、カチカチの指先が嫌な感触…
とうとう指先がはがれ落ちる所まできてしまったんですね。

慌てて緒方先生の元に走ってる最中に、殆ど取れかけて、小指の骨でかろうじてくっついてるような状態でした。


でに病院で取って貰ったら、案外傷口は綺麗で、その後もケアリーブを利用して傷口を湿潤状態に保ちつつケアしていたら、あれよあれよというまに完治。

なんか指が一本再生(笑)されてるくらい。

幸い肉球が残ったので、これなら断脚する必要もないし、一番良い状態を保てたと、関係者一同ほっと胸を撫で下ろしました。
その後はすっかり腕白坊主になって、真夏には晴れて子猫室の子猫達と合流。

体は月齢の割に小さいので、本能的に足に負担がかからない様体の方が調整しているのかもしれませんね。
確かに歩くときに独特の癖のある歩き方をしますが、人も猫も大好きで性格良し。
足の事気にせず迎えて下さる方がいるといいなあと思っていたら、先日のお見合い会で良縁を掴みました、それも仲良しぽぴと一緒に迎えて頂けるという最良のご縁です。
やっぱり色々あった子がご縁を頂けるのは、格別に嬉しいですねえ。
えこひいきはいかんと思うのですが…(笑)
そんな訳で、子猫室のご縁募集中の子猫達は、
あぁちゃん
きぃちゃん
はなちゃん
ラッテ君
すずりちゃん
みーなちゃん
くーた君
くく君
もも君
るるちゃん の10匹と、
ケージで人慣れ修行中の
ミケちゃん
モケちゃん
しゅーへーさんちで人慣れ修行中の
グルト君
ついでに広間の大人猫は、
ろっじ
元気
たむたむ
出戻っちゃったいっちゃん
ふく
べん
10月からご縁募集猫になるちび(火事で焼け出された子)
で、あちこちから秋子猫の入園依頼があるので、新規入園もどんどんやってくる頃でしょう。
その分子猫室の子達は広間に移動になります。
今までより広い部屋に移動して、走り回る子猫の姿が目に見える様な…って子猫室から脱走して走ってる!?
まあ、そんなこんなでますます賑やかになりますよ〜!乞うご期待。