仮名はなぽ♂・れおん♂・ふぃっしゅ♀
なんでこんな仮名になったかっていいますと…
これです
正面からだとあんまり判らなかったけど、見事なおでこ。
で、思わずナポレオン・フィッシュみたい〜と。
でもですね、正直ナポレオンフィッシュって思う前に、「これ、やばいんちゃうん…まさか水頭症?」と感じたのがほんとのところ。
でも私が思ってる水頭症って、かなり神経症状が出てる状態のものだったけど、なぽは御飯も良く食べてるし、人懐こくて元気一杯だし、ケージの中の棚もなんなく移動して運動神経にも問題ないし。
洋猫の遺伝子入ってそうな毛並みだし、その所為でおでこ大きいのかなあなんて。
さつきさんにも相談したけど、さつきさんもチンチラとかそんな系統の血筋のせいじゃないの〜〜て。
丁度他団体さんが引き出してくれたセンター出身子猫さんがパルボ発症って時期でもあって、この子達も厳重隔離してたので、この心配は取りあえず後回しにしていました。
6月1日に遺伝子検査の結果が出て、パルボ陰性を確認したので、広間ケージに移動して、てん・らん・らむと一緒に。
すぐに6匹仲良くなって、てんやわんやの大騒ぎでとっても楽しそうな子猫達。
そんな様子を観察してると、なぽは他の子よりおっとりゆっくり。
体重もあんまり増えてない。
もしかして…と思いつつ、土曜日ひろみちゃんと遊んでる様子を動画に撮り乍ら、やっぱりかもなあと。
日曜日にははるかちゃんがなぽを見てやっぱり変って断言。
そっか〜、希望的観測ではあかんか〜〜
で、月曜日、おちびさん達はおがたま動物病院さんでワクチン接種の予定だったので、体重増えてないけどなぽも一緒に連れて行って診て貰いました。
たまたま、おがたま動物病院の看護師さんが、10年程前水頭症の子猫さんをお家に迎えた事があったそうで、そのお話しだともっと症状が顕著で、何の疑いもなく水頭症だと診断されて、MRIだとかバイパス手術だとかの相談している間に、甲斐なく身罷ってしまったと、体験談を伺えました。
でもなぽの現在は歩行も問題ないし、御飯も食べてるし、神経症状出てないから確定診断するには微妙…
確定診断にはCTやMRI診断も必要なんですが、MRI持ってる動物病院といえば本当に数少なくて、この辺りでは大阪市内中央部か、千里桃山台病院かベル動物病院になるので、ここは昔なじみのベル動物病院の鈴村院長にも意見を伺おうとその足で移動。
なぽを一目見た鈴村院長、これは水頭症の疑い大有り!と。
限りなく水頭症ってことですね。
ああ、やっぱりかあ〜〜〜と凹み乍らも、鈴村院長の診た猫さんはお薬服用でもう10年以上になるそうで、確かにここ数年は介護生活だそうだけど、一概に寿命が短いという訳ではないと伺って、少し希望が見えてくる訳で。
実際、今のなぽの状態では、お薬も必要ないし、MRI撮るのももっと先の話。
今はまず体を大きく成長させて、てんかん発作等神経症状が出るかでないかしっかり観察していくことと指導頂きました。
とまあ、こんな状況になったらもう腹括るしか無い訳でして。
なぽのご縁募集は積極的には行わず、暫く猫の幼稚園で暮して貰う事になります。
なぽの成長具合によっては、なぽにご縁を感じて望んで下さった方と、お話しが前向きに進む事もあるでしょうが、それは少し先になるかと思います。
緒方獣医師と鈴村獣医師お二人にサポート頂き乍ら、なぽがいつでもご機嫌に暮せる様お世話したいと思います。
ただ、症状の具合によっては今後、多額の医療費が掛かる可能性があるのが気がかり。
何しろ現在の猫の幼稚園は、慢性的に赤字です。
先月法人税支払ったし、この時期は子猫達の医療費が多く、また大人猫達の数も多くなっているので、食費や飼育費が嵩んでるんですね。
新しい飼い主となるご家族には、譲渡時に医療費の一部をご負担頂いていますが、それでも足りないのが現実です。
いつも応援頂いてる皆様に重ねてお願いするのは心苦しいけれど、各種フードやペットシーツ等の物資のご支援、また医療費となるご寄付をお願い出来れば本当にありがたいです。
どうぞ皆様、ご無理のない範囲で、なぽや訳あり園児達をサポート頂けると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願い致します。
なぽと白茶のてん(コクシジウムが出て体重減少した為)まだワクチン接種していないので、直接触れ合って頂くのはもう少し先になります。
水頭症の所為なのか、それとも生まれつきの性質なのか、なんとも癒し系のなぽには何故か人を魅了する何かが有ります。
ぜひなぽに会いに来て応援してやって下さいね〜!
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