
東淀川区で保護されて、生後数日、体重180gの頃からさつきさんに手塩にかけて育てて貰った子達です。

現在それぞれ体重1kg位。
順調に育って…とは言えなくて、なかなかご縁募集出来ずにいましたが、やっと解禁です。

白きじ オス

チャトラ オス

シャムMix オス

キジ メス
実はこの子達の試練は二度ありまして、一度目は猫の幼稚園恒例のパルボ遺伝子検査の実施。
なんと、4匹のうち2匹が陽性結果。
とは言えなんの症状も出ていない、所謂「隠れパルボ」なんです。
ただ、ウイルスが体内にあり排出されているというのは間違いない訳ですから、猫の幼稚園に入園はせず、そのままさつきさん家で待機。
二週間後の再検査で、どの子も陰性が確認されてほっと一息ついたものの、そこに第二の試練が…
今度はワクチン接種後、4匹順にカリシウイルス感染症発症。
舌や鼻先、口周りに潰瘍が出来て、食事が出来なくなったり、高熱でふらついたり。
入院治療やさつきさんの手厚い看護でなんとか回復出来ました。

これでやっと、ご縁募集開始です。
さつきさん、お疲れさまでした!
早速お見合いの段取りですが、以前記事にした際に、問い合わせて下さった方がいらっしゃるので、まずはその方達にお見合い打診しています。
でも乳母役のさつきさんが2匹ずつ一緒でないと心配〜って過保護ぶりを発揮しておりますので、先住猫さんのいる方だとお話し纏まらないかも?
その場合は一般募集になりますので、そこ辺りは調整致しますね。
まずはこの兄妹とお見合い希望の方は猫の幼稚園までメールでお問い合わせ下さいね。
久しぶりに遭遇した「隠れパルボ」ですが、実は23日になおみさんから預かった子猫も昨日、陽性結果が出ました。
こちらも保護して3週間近く経っていて、現在なんの症状も出ていない事から「隠れパルボ」のようです。
とは言え、猫の幼稚園には他にもワクチン未接種の子猫達がどんどんやってくるので、念の為明日午後、さつきさんが迎えに来てくれる事に。
「隠れパルボ」の猫が今後発症するのかしないのか、
排出されているウイルスは、他の猫を感染させるリスクが有るのか無いのか、複数の獣医師さんに意見を聞いてもバラバラなのですが、安全策を取るのは最上の対応と考えます。
なので一旦猫の幼稚園から出て、ワクチン未接種の猫がいないさつきさん家で過ごし、時期をみて再検査、陰性になれば再入園となります。
私の方は昨夜から隔離室を念入りに消毒。
浴室にはビルコンプール作ってケージや備品を漬け込み消毒。
今日はワクチン未接種の子猫5匹にワクチンして、同じ隔離室にいる別の子猫三匹にインターキャット接種。
この三匹はまだ保護されて日が浅いので、隔離期間終了時には遺伝子検査実施したいので、ワクチン接種はせず、隔日置きにインターキャット接種して対応します。
ワクチン接種しちゃうと1ヶ月近く遺伝子検査しても無駄になるからね。

さて、問題の猫さんですが、可愛い白茶君で、仮名をぷらすと名付けました。
(陽性のようちゃんも候補だったのだけどね。色々とプラス思考で考えようってことでぷらす君(笑))

無事再入園してくれますように。