
やっぱりMRI案件かな その1 続き

実はみちこもMRIとCTでの検査を考えています。
愛知県で保護されて、保護主さん達にお願いしてスカウト、はるばる大阪に来て貰ったみちこ。
うちに来てから度々てんかん発作を起こしています。
てんかん発作は脳障害の一種、
脳から体の各所へ伝達する信号が、一部ショートして暴走してしまう感じと考えると分かりやすいかな。
なぜ脳の電気信号がショートしてしまうのかっていう根本原因は色々あるようです。
保護される以前の状況がかなり悲惨だったようだし、目が見えない状態で頭を打ったとか、
もしかするともっともっと以前の、胎児の頃のなにかが原因かもしれないし…
猫風邪で失明しているみちこの場合は、残っている目の神経がなんらかの原因の可能性も捨てきれない。

抗てんかん薬を服用し始めてしばらく経つのに、先日日に4度もてんかん発作を起こしたので、通院して主治医と相談。
みちこ、小柄だと思ってたのに、急に体重増えていて3kg目前になってました。
どうやら薬の量が不足していた模様で、早速量を増やしています。
大阪は今日梅雨明けしたのも嬉しい知らせ。
低気圧って、体調崩しやすいんです。
今までも発作を起こす園児をたくさんみてきたけど、低気圧の影響受けてるケースが多かったから、高気圧がんばれ!って願ってしまいます(笑)

8月に入ったら血液検査で薬の血中濃度を確認し、投薬量を調整し、ついでMRIとCT検査を実施する段取りです。
てんかんそのものに対する治療は、完治を目指すのではなく、投薬して発作の回数を減らして、日々の生活の質を向上させるもの。
発作の頻度が数ヶ月から半年に一回になればいいと考えるものだそうです。
でももしかすると、MRIとCT検査によって、発作の原因になるものが判るかもしれないという望みを持って、前向きに考えています。
愛知県の保護主さん達とはずっとこまめに連絡取っていて、先日はMRIとCT検査の費用を寄付して頂きました。
石狩挽歌さん、ありがとうございます。

今、具体的にどこの病院で検査をするか主治医と相談中。
流石に大阪という都会なので、こういった高度な検査ができる病院はいくつも選択肢がありますが、画像を解析して診断する技術力が高い獣医師さんがいないと意味がないことと、具体的な治療をする段では主治医と連携が取りやすいこともとても重要だし。
くろの馬尾症候群と合わせてよくよく検討して、最善の方法を模索します。
元気な子猫達や、ご縁募集にやる気のない大人猫達同様、病と闘うくろとみちこを見守っていてやって下さいね。