今はTEAMねこのてさんでM代表として頑張るなおみさんからお預かりしていたきーにゃん。
名古屋港3710猫のGふぉん・つくしと同期・同世代で、とても仲良く過ごしていたきじ猫さんです。
本当に穏やかで、絶対喧嘩しない子で、でもちょっと人は苦手。
意外と人に対しては頑固で強硬なところがあって、だから闘病看護するのは結構大変で。
体はあんまり丈夫じゃなくて、子猫の頃の副鼻腔炎が完治せず、よく洟水が出ていました。
今年になって激ヤセして、闘病開始。
元々細い子でMAX3.5kgだったのが2.2kgまで落ちていたのですが、お薬や点滴頑張った甲斐あって、一時期体重3kgまで戻って、ご機嫌に過ごしていました。
ただね、元気になると途端に闘病に協力的じゃなくなって、点滴するのに大捕物になることも…
そんな状態で闘病が中途半端になったのが悪かったのか、8月に入ってからがくんと調子が落ちていました。
長いお付き合いのSさんは、以前看取った卒園生ひのき改め日向君の面影があるきーにゃんを、とても気にかけて下さっていて、闘病中なんども会いに来てくれたり、サプリメントやご飯を送ってくれたり。
週末、Sさんの手から頂くちゅーるをとても楽しみにしていたのに、8月最後の週末にはもうほとんど食べなくて。
8月30日朝、洗面所のステンレスシンクで寝ているのを見て、体温が下がってきているのを悟りました。
この日は所用で、TEAMねこのてさんへ訪問したので、なおみさんにきーにゃんの経過を伝え、お互い残された時間がもう少ないことを理解し、今後の相談をしました。
もう強制給餌を受け付けない状態なので、無理はせず、毎日の輸液で少しでも楽に過ごせる様に。
これがなおみさんと私が出した答えです。
シリンジでお水を飲ませようとしても、それさえ嫌がるのですが、それでも輸液にはちゃんと応えてくれました。
やはり輸液いれると体が楽になるって、自覚があるんでしょうね。
飲まず食わずの日を過ごし、やっときーにゃんが楽になれたのは、9月4日午後四時過ぎのことでした。
Sさん始め、きーにゃんを慈しんでくれた仲間達がお別れに来てくれて、棺はいつも以上にお花で溢れていました。
土曜日午後、なおみさんK門さんと一緒に、斎場でお別れしてきました。
家猫さんになれなかったけれど、仲良しの猫さんと3匹でいつも楽しそうだったきーにゃん。
一足先に旅立ったGふぉんと一緒に、向こうで楽しくやってるんだろうなと思います。
きーにゃんを慈しんで下さったみなさまに、心から感謝致します。
ありがとうございました。
願わくば、きーにゃんの御霊が安らかでありますように、合掌
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