2025年09月26日

パルボ対応2025-2 終息・凍結解除

皆様、毎度パルボ対応でご心配おかけして申し訳ありません。

8月末に入園した岐阜っこ四匹が、全頭実施の遺伝子検査で犬パルボ陽性とでて、9月2日から対外的な活動を全て自粛、凍結しておりました。
一週間後の8日の検体で行った2度目の遺伝子検査で、ごぉ、しん、じゅ〜の三匹は陰性、さんが陽性。
16日の検体で行った3度目の遺伝子検査でも、さんは陽性。
22日の検体で行った4度目の遺伝子検査で、やっと陰性となりました。

SNSやYouTubeのライブ配信では速報でお知らせしておりますが、今は四兄妹で子猫室に移動し、ご縁募集の準備をしております。

今回も園児達を守ることができました。
見守ってくださってた皆様、本当にありがとうございます。

明日9月27日から通常運営に戻ります。

▪️9月27日28日授業参観対応します▪️
13:00〜18:00

予約不要ですので、園児達に会いに来てくださいね〜
※子猫達の募集も開始します。今夜掲示板デビュー予定。

さん
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ごぉ
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しん
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じゅ〜
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さて、ここで今回の件を振り返ります。

・今回慌てたのは、犬パルボ(CPV)が陽性で、猫パルボ(FPV)は陰性であったこと。
犬は犬パルボ(CPV)だけに罹患しますが、猫は犬パルボ(CPV)と猫パルボ(FPV)両方に罹患します。

犬パルボ(CPV)陽性が四匹全員というケースはかなりレアらしく、いつもお世話になっている検査機関のS先生が、俄然興味を示してくださり、今後の資料にと色々とデータを取ってくれています。

・主治医のO先生からは、犬パルボワクチンを別途接種した方がいいのか?とS先生に確認してくださいましたが、残念ながら犬パルボワクチンは猫の体内では定着しないとのことで、接種しても無駄だそうです。

・私が知っている範囲では、現状犬パルボは猫パルボに比べて致死率が低く、重篤な状態になるケースは案外少ないらしいと記憶していたけれど、猫が感染した場合はどうなんだろう?と文献漁ってみた時に、『犬パルボウイルスの猫実験感染』という論文を見つけました。
加えてどの子も覇気あり食欲ありで、どうやら不顕性感染であることと、一回目の検体採取した後すぐにワクチンもしていたので、三週間の隔離期間は精神的にはかなり救われた期間でした。


岐阜の保護主さんの元にいる親猫と兄妹も、検体を採取して遺伝子検査したのですが、時期がずれたからか全員陰性でした。
保護主さんと相談者さん達からの情報によると、岐阜猫組が暮らしていたのは、山間部の民家で裏はすぐ山、飼い犬の大型犬二匹は日々裏山で野生動物達と遭遇できる環境であったとのこと。

うちに来た四匹のうち一匹には、マンソン裂頭条虫と壺型吸虫がいて、大阪に来てから四匹共に注射で駆虫していますが、都心部ではもうほとんど遭遇しない寄生虫がいたのは、この裏山をテリトリーに含んで暮らしていた環境の所為だったのでしょう。

また興味深いことに、犬パルボは1978年発見で比較的新しく、世界的に大流行したことがあり、その分多くの犬が免疫を持っていて、今では不顕性感染が多いそうです。

ということは…
うちの三匹がすぐ陰性になったり、保護主さんの元にいる子達が陰性であったのは、裏山とかに存在していた犬パルボウイルスに、ごくゆる〜く感染して、すぐに陰性になったとか、親世代ならもうすでに自己免疫持っていたとかってことなのかもしれませんね。

結論!やっぱりワクチン大事!!
これに尽きるのかなあというのが、今回の振り返りですね。

よく都心部では室内飼育でも、田舎ののんびりした環境なら外飼いでいいじゃないかなんて意見を見聞きしますが、やっぱりどんな地域でも愛猫さんはワクチンして室内飼育が一番ですね。






posted by いよだとばん&むう at 14:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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