闘病中だったくるまですが、今朝6時8分に逝去致しました。

昨夜、とんちゃん達が帰ってからは、仕事中の私の横で、酸素ボンベからの酸素を受け乍ら横になっていたくるま。
3時を過ぎて少し仮眠する為に、くるまを抱いて横になりました。
酸素ホースも一緒に持っているし、身体がしんどくて寝返りを打つ様に動くくるまの動きにすぐ目が覚めるのですが…
それでもくるまと一緒に過ごした二番目の夜でした。
最初に一緒に眠ったのは、入院前日の夜。
口呼吸をし始めたくるまに、すぐ夜間救急に走る用意をしたけれど、ほどなく収まったので、朝迄待ってベルさん通院予定に切り替えました。
だけど、くるまはいつもはケージで一人で寝ているんですが、どうにも心配で…
もしかしたら急変しちゃうんではないかと思うと、やはり気になって、寝室に連れて行って胸の上に抱いて朝迄眠りました。
私の胸に乗って眠るのは、かえでの得意の眠り方。
かえでが亡くなってから久しぶりの寝方だったけれど、かえでよりももっともっと小さなくるまは、胸に載せて眠っても少しも重くありませんでした。
他の兄弟姉妹は倍以上の大きさ重さに成長してるのにね。
仮眠を終えて起きたのが朝5時半。
PCの前に戻りましたが、くるまも机の横に移動させてずっと目を離さずにおりました。
いよいよかな、と思ったのは6時を廻った頃。
苦しげな動きが大きくなったので、膝に載せて撫でて、声をかけて、、、
PCに一瞬目を向けたその時に、くるまの身体にやっと安楽が訪れた様で、視線を戻すとそこにはとても穏やかな表情に変わったくるまがいました。
セカンドオピニオンでも前向きな感触で、希望を見いだしつつも、繰り返す肺炎にどうしたものかと悩んでおりましたが、こんなに早く亡くなってしまうとは…
折角皆さんに応援して頂いていたのに、本当に申し訳ありません。
またくるまが亡くなった事で、チャリティシィップのくるま基金も終了させて頂きました。
今迄ご協力頂きました皆様に心より御礼申し上げます。
まだくるまの入院費や治療費の精算は出来ていませんが、くるま基金のお陰で、あまり資金を心配せずいろんな方法を模索することができました事、本当に感謝致します。
また清算が済みましたら改めて報告させて頂きますね。

くるまとは今夜、いつもお世話になっている吹田動物霊園さんでお別れして参りました。
とんちゃんの希望もあって、くるまはとんちゃんちの子としてお別れしてきました。
闘病生活で一番親身になって、毎日くるまの為に動いてくれたとんちゃんちの子になって、きっとくるまも大満足している事と思います。
月曜の夜の急なお別れに、遠方より駆けつけてくれた仲間達に心から感謝致します。
もう一点、報告ですが、今回くるまの亡骸を解剖して頂きました。
巨大食道症だけではないかもしれないなと思い始めた事もあり、また皆さんから応援して頂いたくるまの症例が、今後の獣医療に役立つならこんな嬉しいことはありません。
ベル動物病院のくるまの主治医N獣医師に相談し、仕事で参加出来なかったのはとても残念ですが、とんちゃんとぶぃぶぃあんさん立ち会いのもと解剖して頂いています。
詳しい報告は裏日誌での記事をお待ち下さいね。
今はただただ、くるまにお腹いっぱい美味しいものを食べさせてやりたかったなって思いだけが残っています。
それでもくるまを猫の幼稚園でお世話出来てよかった。
遠く小豆島からお預かり出来て、可愛いくるまと一緒に過ごせてよかったと思います。
この機会を与えて下さった、ピースハウスさんに心から感謝致します、ありがとうございました。
そして力到らず申し訳ありませんでした。
最期に、くるまの御霊が安らかでありますように。
合掌。